(このページは2022年10月3日に更新されました)
こんにちは!
どうも、マイケルです!
毎週月曜日のルーティン記事となっています「米国市場の今週の相場予測」をしていきますので、ぜひ最後まで見ていただけたら嬉しいです。
先週(9/26~30)の米国市場概況
先週のS&P500とNASDAQ100に関してですが、両指数とも、週足で見たら、最下落しています。
先週は各国中央銀行の要人発言がありましたので、ボラティリティが激しい秋になったのかなと感じました。
特に30日(金)は、要人発言と重要な経済指標がありましたので、上昇と下落幅が大きかった印象を受けました。
結局9月全体で見たら、NASDAQ100に関しては、2000ドルの下げを記録していまして、S&P500に関しても、400ドル程度下げています。
先週相場に関しては、非常に不安定で、最終的には金曜日のPCEデフレーター、シカゴ購買部協会景気指数(シカゴPMI)、ミシガン大学消費者信頼感指数の発表があり、全ての指標結果が悪化していたので、週で言えば、非常に後味の悪い終わり方でした。
FRB(連邦準備理事会)は『PCEデフレーター』の結果を経済指標の中では最重要視していますので、今回の結果を受けて、今後方針というのを急転換してくる可能性は大いにありますので、相場を注視していくことが何より大事になってくると思います。
FRB(The Federal Reserve Boardの略)は、日本における日銀と同じ、米国の中央銀行制度の最高意思決定機関で、日本語で「連邦準備理事会」とも呼ばれます。
連邦準備理事会は、7名の理事から構成されています。
FRBが開く金融政策の最高意思決定機関に連邦公開市場委員会(FOMC)があり、FRBの理事7名や地区ごとの連邦準備銀行(FRB)総裁5名で構成されていて、米国の金融政策やFFレートの金利誘導目標を決定しています。
SMBC日興証券「FRB」より引用
PCE物価指数はPCEデフレーターとも呼ばれ、全米のすべての国内個人消費物価の平均的上昇を示す指標です。通貨への影響は両方向に進みうるもので、CPIの上昇は金利の上昇と自国通貨の上昇を誘発することがあり、一方で不景気の間はCPIの上昇は景気後退の深まりとそれによる自国通貨の下落を誘発することがあります。
Investing.com「PCE物価指数」より引用
先週の相場を一言で表すとしたら、そうですね、「カオス」ですかね。
あれほど悪い指標が出ているというのにも関わらず、上昇をする市場、本当に混沌としていた1週間でした。
今週は経済指標の発表が大事な週というよりかは、要人発言が大事になる週になるかと思います。
各国の要人たちが解説する場が設けられていますので、相場が変動しやすい週になると思いますので、気を付けていきたいところですね。
先々週からずっと下方向に向かって、進んでいますが、テクニカル分析的に言えば、そろそろ「デット・キャット・バウンス」が形成されてもいいのかなと思いますので、その点も気をつけたいです。
ただ、デット・キャット・バウンスが起こったとしても、下落基調な相場は変化はないので、おそらくまた、吹き値から下げに転じると思いますので、そこは慎重に相場を伺うことをおすすめします。
先週の相場予測より引用
先週の米国市場でのイベントや指標の発表としては、下記のとおりです。
9/26(月)
- 22:00 ユーロ ラガルドECB総裁 講演
9/27(火)
- 20:00 イギリス ピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト 講演
- 20:30 パウエルFRB議長 会議出席
9/28(水)
- 16:15 ユーロ ラガルドECB総裁 講演
9/29(木)
- 21:30 コアPCE、GDP確定値(4-6月期)
9/30(金)
- 21:30 PCEデフレーター
現在のポジション
僕自身の現在の保有ポジションも合わせて載せておきます。
来週持っていたポジションは先月の記事通り、27日(火)に全利確いたしました。
ポジションとしては「SOXL」「SOXS」、そして「NASDAQ100ショート」でした。
NASDAQ100ショートとSOXSに関しては9月末から10月中旬ごろまでしっかりと持っておくことを前提に考えています。
上記のことに関しては、8月末ごろから語っていますので、有言実行しています。
そろそろ、相場のテクニカル指標や経済指標の改善が見られていますので、ずっと持っていた「NASDAQ100」や「SOXS」を売却しようと思っています。
スピード感としては、本日か明日には少なくとも「NASDAQ100のショート」のポジションに関しては、手放して、利確(利益確定)しようと思っています。
先週の相場予想から引用
有言実行と言いますか、しっかりよ利益をがっちりいただきました。
中期投資を始めてから、史上最高益な月利となりました。
ただ、僕の実力なんてまだまだなので、今月も相変わらずの自己研鑽をしていこうと思います。
さて、僕が現在持っているポジションは銘柄としては「SOXL」の1銘柄のみです。
SOXLに関しては、200株入れています。
なぜ200株と強気なポジションをポジションを取っているのかと言うと、個人的な予想では、10月中旬ごろまで、相場の流れは上昇していくと予想しているからです。
そのことから、ブルETF(株価の3倍の値動きをするETF)を買っています。
じゃあ上昇と予想しているのなら、GMOクリック証券(CFD)でも同じようなポジションを取れば良いのでは?と思う人はたくさんいると思いますが、GMOクリック証券(CFD)に関しては、無謀なポジションは取るつもりは僕の考えにはないです。
要はCFDというのはレバレッジのかかったある種のハイリスク・ハイリターンな投資なんですよね。
資産が10倍になって返ってくることもあれば、−10倍になって返ってくることも有り得るんです。
だからこそ、CFDでポジションを取る時は、相場の流れが理解できているとき、すなわち、「勝算がある相場」にしかポジションを取りません。
勝算がある時にポジションを取っても、相場が逆に動くことも、経験上、多々ありますから、しっかりとCFDでポジションを取ろうとするのなら、相場の分析が必要になってきます。
僕自身、ポジションを取る時は、SNSにてアナウンスしていたり、最新の情報を載せていますので、ぜひそちらの方をチェックしていただければと思います!
先週相場の振り返りに関してはこの辺にしまして、次項からは今週(10/3~7)の相場予想に入っていこうかなと思います。
今週(10/3~7)の米国市場予想
今週の米国市場の予想に入っていきます。
とりあえず今週のイベントや指標発表について、語っていきます。
10/3(月)
- 23:00 ISM製造業購買担当者景気指数
10/4(火)
- 23:00 耐久財受注
10/5(水)
- 21:15 ADP雇用統計
10/6(木)
- 21:30 新規失業保険申請件数
10/7(金)
- 21:30 雇用統計
米供給管理協会(ISM)製造業購買担当者景気指数は、製造業における景況感を示す指標である。400以上の企業の購買担当者にアンケート調査を行い、発表される。
主要指標の中で最も早い第1営業日に発表されることから、景気の先行指標として注目される。指数は新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの項目の総合指数となっている。 指数が、50を下回ると景気後退、50を上回ると景気拡大を示す。
Investing.com「ISM製造業購買担当者景気指数」より引用
ISM製造業購買担当者景気指数に関しては、予想より高い数値は米ドルにとって買い材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって売り材料であると解釈されます。
耐久財受注は、耐久財の新規受注総数の増減を測定する。
高い数値は製造業者が活況であることを示す。
耐久財受注は極めて予想が難しく、約1週間後に発表される製造業新規受注の発表とともに改訂されることがよくある。
Investing.com「耐久財受注」より引用
耐久財受注に関しては、予想より高い数値は米ドルにとって買い材料とされるが、予想より低い数値は米ドルの売り材料と解釈されます。
ADP全国雇用者数は、月ごとに民間の非農業部門雇用者数の増減を公表する経済指標で、米国における約40万の顧客の給与計算データから算出されている。米労働省による雇用統計の2日前に発表され、非農業部門雇用者数の結果を予想する指標として注目されている。ただし、この指標は非常に変動が大きく、雇用統計と違う結果になることもあるため、注意が必要。
Investing.com「ADP雇用統計」より引用
ADP雇用統計に関しては、予想より高い雇用者数になれば米ドルは上昇し、逆に低ければ米ドルの下落につながると解釈されます。
米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標である。労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表される。
週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用される。
Investing.com「新規失業保険申請件数」より引用
ADP雇用統計に関しては、予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。
米非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で前月の間に雇用された人数の増減を測定する指標である。労働省が発表する「雇用統計」の中核となる指標であり、失業率や平均時給とともに注視されている。非農業部門雇用者数は米連邦準備制度理事会(FRB)も注目している指標であり、金融政策の決定にも影響を与える。毎月第1金曜日に発表される。
Investing.com「雇用統計」より引用
雇用統計に関しては、予想より高い数値は米ドルの買い材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって売り材料であると解釈されます。
端的に語れば、今週は先々週、先週からの下落相場から一転、上昇相場となるかと思っています。
現時点ではNASDAQ100に関しては、下落基調の中、日足では反発しています。
正直言って、今日の不安定な相場で、ポジションを取るほど、僕も挑戦者ではないので、今日は週初めですので、トレードは控えておこうと思います。
ですが、今週のどこかで、上昇方向に買いを入れようと思っていますので、またSNS等で更新をしていこうと思います。
ただ、何が起きようが相場なので、従っていくしかないので、しっかりと自分自身の知識を強化していこうと思っています。
相場や投資に強くなるためには日々の自己研鑽は必要です。
ですので、相場に参加しない日であっても、デモトレードでも良いので、相場の勉強をした方が良いと僕は思っています。
僕自身、しっかりと毎日積み上げて、未来の大きな資産形成達成のために今からしっかりと成長していこうと思います。
今週の相場は引き続き上昇下落が激しい相場になるかと思いますが、しっかりと精査して、勝ち切っていきましょう!
投資は人生を豊かにする!
これを必ず証明していきますのでよろしくお願いします。
僕らはまだまだ強くなれる!
楽しい日々をお過ごしください!