(このページは2022年8月19日に更新されました)
こんにちは!
どうも、マイケルです!
100日チャレンジ88日目の投稿です!
- 7月米国CPI結果に大きく反応した株式マーケットについて理解できる。
- 株価に大きく影響を与えるイベントに対してどう行動すれば良いのか、理解できる。
- イベント後の良い行動について、理解できる。
今回は「マーケットイベントの前後はどのように投資スタンスを取れば良いのか」ということについて、語っていきます。
本記事を最後まで見ていただけると、マーケットイベントに関しての知識も身に付いていくと思いますので、ぜひ一読していただけたらと思います。
7月CPIの結果から学ぶ、マーケットイベントに対する良い投資スタンスについて
アメリカの労働省が日本時間の8月10日に発表した7月のCPI(消費者物価指数)は、前年同月比8.5%上昇しました。6月の9.1%と比べると、伸び率は縮小となりました。
6月と7月の前月比は横ばいとなりました。
マーケットはこれを「インフレがピークアウトした可能性が高い」「これ以上のインフレ進展はない」と好感し、米国株は大きく上昇しました。
米国株の大幅高を受けて、週末12日の日本株も大きく上昇しました。
そして、日経平均株価は6月につけた直近高値を一気に超えてきました。
イベント前にリスク軽減のため保有株を売却した結果…
しかし、僕自身はこの大幅高を手放しで喜ぶことができませんでした。
なぜなら、CPIの数値を前予想していた時には、株価が大きく下落する可能性があると考えていたので、持ち株に関しては全てショート(売り)、ポジションに関しては、売り向かうスタンスを取っていました。
もしCPIの結果がポジティブであり、株価が上昇したら損切りをして買い向かえば良い、と思っていました。
元々、今後株価は軟調になるのではないかと思っていたから、ということもあります。
7月CPI時に大きく下落したことが記憶に新しく、今回もおそらくポジティブに動くことはないと感じていて、かなりポジションを膨らませていたので、この状況で株価が大きく上がるとダメージが大きくなる、ということも懸念しました。
ですから、株価上昇による損失リスクを軽減するため、納得してポジションを比較的に軽くしていましたが、結果的には、CPIの結果はポジティブとなり、株価は上昇しました。
こういたマーケットイベントの予想の反対に株価が動いたりしますと、損が加速していきますので、あまり気分の良いものではありません。
株価に大きく影響を与えるマーケットイベントに対してどう行動するか
株式投資をしていると、このように株価に大きく影響を与えるイベントがよく訪れます。
今回のCPI以外では、雇用統計の発表やFOMC(米連邦公開市場委員会)、GDP(国内総生産)の発表、日本であれば日本銀行金融政策決定会合などです。
こうしたイベントを控えてどのように行動するのかは、個人投資家それぞれのリスク許容度や結果の予想により異なってきます。
イベントによる株価下落リスクをとにかく回避したいのであれば、イベント前にポジションを小さくしておくべきですし、そうしたリスクがそれほど気にならないのであればイベント前であっても特別な行動をしなくてよいと思います。
また、イベント結果に対してポジティブな予想をするのであれば、イベント後の上昇を期待して保有株を持ち続けることになるでしょう。
逆にネガティブな予想をするのであれば、イベント後の下落に警戒して保有株を売却したりポジションを減らす、ショートで売り向かうということになるでしょう。
そして、特にイベント前に特別な行動はせず、いつもどおりのルールで淡々と行動する、という人もいます。
重要なのは、イベント後の行動
僕自身は、イベント前の行動もさることながら、イベント後の行動の方が重要だと思っています。
なぜなら、ポジションを減らすにしろ、そのまま持ち越すにしろ、何らかの予想をしていて、その予想に対して結果が明らかになるからです。
もし株価が下がると思ってポジションを減らしたのであれば、イベント後に株価が上昇した時の選択肢として「買い直す」「何もしない」の二つが考えられます。
時には株価が急騰して買い直せないという可能性もあり、この場合は利益を得る機会を逃すことになりますが、損失が生じるということはありません。
一方、株価が上がると思って積極的な買いポジションを構築したにもかかわらず、イベント後に株価が下落したならば、損失が膨らまないうちに処分・撤退を考えなければいけません。
それかショートをして売り向かう選択肢を場合によっては作ることもできるかと思います。
また、株価が下がると予想して空売りなど、積極的に株価下落で利益を取りに行こうとしたのであれば、予想が外れて株価が上昇すればするほど損失が膨らみますから、早期に撤退しておく必要があります。
マイケル武志はどう考えて行動しているか
最後に、僕マイケル武志はイベントに対してどのように考えて行動しているかをご紹介します。
実は僕自身、イベント前に特別な行動をすることは基本的にはありません。
簡単に言えば、「勝算がある相場に関しては参加する」という自分ルールに従って、相場に入るのを基本としています。
下手にイベント後に株価が上がる、下がると予想して行動すると、イベント後の株価の動きが予想と異なった場合、上述のとおり、利益を取り損ねたり損失が膨らんだりしてしまうからです。
ただ、例外的に、買いポジションが膨らんでいて、この状態でイベント後に株価が大きく下落したらまずいな、と感じた時はポジションを減らして株価下落リスクを軽減します。
合わせて、ショート優位なスタンスを取り、いつでもショートできる状態で僕自身構えています。
この時も、株価下落を予想して、という理由ではなく、過大なリスクを軽減するためにポジションを減らしているのです。
利益を優先的に考えつつも、「いかに損を減らすことができるのか」ということに関しても、同時に思考するイメージです。
そして、イベント後に株価が上昇したら、保有している株はそのまま保有すればよいですし、状況に応じてポジションを増やすこともあります。
一方、イベント後に株価が下落したら保有株は売却して損失が膨らんだり、塩漬け株が生じないようにして、場合によってはショートで売り向かうスタンスを取ったりすることもしています。
この時の売買ルールに関しても、イベント後だから特別というわけではなく、いつも通りテクニカル指標をベースとして、相場の流れを考えています。
大きな損失を被ってしまうのは、イベント後に適切な対処(一言で言えば保有株の売却・損切り)をしなかったことが原因となります。
僕自身も何度も「損切り」をせずに、相場から大打撃を受けた事例は何度もありますので、しっかりと「自分ルール」を決めつつも、そういった時の対処法をしっかりと思考し、行動していくことを心がけています。
やはり株式投資で最も避けるべきは大きな損失だと僕自身、思っています。
イベント後に予想や思惑と異なる株価の動きが生じた場合は早急に対応し、大きな損失をつくらないようにすることだけは怠らないようにしていくことが「マーケットイベント」の前後は大事になっていくのかなと感じています。
まずは日々の自己研鑽が大事になってくることが基本ですので、しっかりと勉強していきましょう!
投資は人生を豊かにする
これを必ず証明していきますのでよろしくお願いします。
僕らはまだまだ強くなれる!
楽しい日々をお過ごしください!