【投資家】マイケル武志日記
ーフリーランス投資家の学び処ー
投資

流行の投資信託で「安く買って高く売る」はできるのか?

(このページは2022年8月3日に更新されました)

こんにちは!

どうも、マイケルです!

100日チャレンジ72日目の投稿です!

<この記事で学べること>
  • 下落したタイミングを狙って、投資信託をスポット購入することについて
  • 投資信託の売買時に適用される基準価値について
  • 投資先が国内か海外かで、約定日が異なることについて
  • 「1日1回」にはメリットがあることについて

今回は「流行の投資信託で『安く買って高く売る』はできるのか?」ということについて、語っていきます。

最近は「つみたてNISA」「iDeCo」が投資の流行となっている中で、おそらくですが、「投資信託」のことに関しては、多く耳にしたことはあるかと思います。

つみたてNISAとiDeCoに関しては、本ブログにて扱っておりますので、是非、以下の記事から参照していただければ幸いです。

今回はその中で個別株のように「安く買って高く売る」ということを投資信託にもできるのかどうかという疑問点について、解説していこうと思いますので、最後までぜひ見ていただけたらと思います。

下落したタイミングを狙って投資信託を一括購入するには?

株式市場が大きく動いたとき、「基準価額が下落したタイミングを狙って一括購入できたら…」と考えたことはないでしょうか。

投資の原則は、「安いところで買って、高いところで売る」が大きな鉄則となると思います。

刻々と株価が変動する株式とは異なり、投資信託は、組み入れている株式や債券などの時価評価を基に基準価額が算出され、1日1回のみ公表されます。

果たして投資信託でピンポイントのタイミングを狙った取引を行うことは可能なのでしょうか。

なぜ投資信託は「指値注文」ができないの?

投資信託は、「ブラインド方式」と呼ばれるルールによって、取引の段階では基準価額が分からない仕組みになっています。

これは、既に確定し、公表された前日時点の基準価額で投資信託の取引ができてしまうと、その基準価額を見た投資家の取引が殺到するなどして、結果的に既存の保有者(受益者)に不利益が生じてしまうためです。

前述した通りですが、投資信託の購入・解約を申し込んだ時点では、適用される基準価額はまだ決定しておらず、申し込みの締め切り後に算出される基準価額(これを約定価格といいます)で約定が成立します。

投資先が国内か海外かで、約定日は異なる

また、この約定価格が決定するタイミングは、投資信託の投資先が国内か海外かによって異なります。

一般的に、投資先が国内の場合、適用される基準価額は申し込みをした当日中に決定します。

極端に言えば、申し込み締切時間ギリギリまで株式市場の動向を見て、購入や解約の判断をすることもできないわけではありません。

締切時間までに申し込みを済ませたファンドの購入や解約注文に適用される基準価額は、当日の株価指標(例としては日経平均株価等)を反映したものになります。

一方、米国株式をはじめ、海外資産に投資するファンドの場合、申し込んだ日の翌朝(日本時間)の終値と為替レートを反映して基準価額が算出され、これが約定価格となります。

購入時に参照している株価水準と約定価格の算出までにはタイムラグがあるため、株式市場が大きく動いたタイミングを狙ってピンポイントで取引をするということは事実上不可能です。

「1日1回」にはメリットがある

投資信託の基準価額は1日に一つだけ、1回のみの公表ですが、実はこれにはメリットもあります。

一つは、原則として約定日時点の基準価額での購入・解約が約束されるという点。

これはつまり、需給に関係なく、投資家が取引をしたいと思ったタイミングで購入や解約ができるということを意味します。

そしてもう一つは、積み立て投資との相性のよさです。

一日一つの基準価額しか公表されないからこそ、あらかじめ設定しておいた日を積み立て日として簡単に買い付けができるのです。

iDeCoや、つみたてNISAが、投資信託の積み立てを原則としているのには、こうした背景があります。

より機動的な取引をしたいという場合は、ETF(上場投資信託)という選択肢もあります。ETFは、現物株式と同様、証券取引所に上場しているので、株式市場の立会時間中であれば、いつでもリアルタイムの価格で売買ができます。

ただし、ETFは投資信託のように買いたいとき(売りたいとき)に買える(売れる)ことが約束されているわけではありません。

取引量の少ない銘柄は特に、実体価値よりも高い(安い)値段で買わざる(売らざる)を得ない場合があり、この部分が実質的なコストとして跳ね返ってきます。この点には注意しましょう。

まとめ

今回は「投資信託を『安く買って高く売る』はできるのか?」ということについて、語ってみました。

巷では、多く耳にするようになった『投資信託』。

つみたてNISAやiDeCoに関しても、日本では大分浸透してきたのでしょうか。

SNSを見ていると、投資のジャンルに関して、幅広になってきた感じが見受けられます。

ただ、その中でも正しい内容のものと誤った内容のものが玉石混淆としていますので、注意が必要になってきます。

今の投資知識はいずれかは古くなっていくので、日々ブラッシュアップを目指しながら毎日を過ごしていくしかないのは当たり前のことですが、まずは目の前のことを集中しながらも、知識を定着させていくことは何よりも大事になってくることではありますので、ぜひ日々の自己研鑽を大事に生活していってください!

マイケル武志

投資は人生を豊かにする

これを必ず証明していきますのでよろしくお願いします。

マイケル武志

僕らはまだまだ強くなれる!

マイケル武志

楽しい日々をお過ごしください!

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