#25|毎日読書、人生に効く書籍紹介『人に優しく、自分に甘く 楽しい人生を生きる宇宙法則』~努力を捨てて「宇宙のOS」を書き換える、究極の自愛と強運のメカニズム~
📘 この企画について
「毎日読書、人生に効く書籍紹介」は、ストイックに毎日一冊、本気で選んだ“人生に効く本”を紹介する連載企画です。
仕事・習慣・副業・自己成長に効く一冊を、実践的な視点で深掘りしています。
こんにちは!
どうも、マイケルです!
前回は『30歳から伸びる人、30歳で止まる人』を通して、自分という資本を最大化する「攻めの再投資戦略」について考えました。
しかし、どれほど優秀なエンジンを積んでいても、常にフルスロットルではいつか焼き付いてしまいます。
そこで今回ご紹介するのが、小林正観さんの『人に優しく、自分に甘く 楽しい人生を生きる宇宙法則』。
これは、いわば人生を「自動運転モード」に切り替え、最小の労力で最大の幸福を得るための「宇宙のOS」とも言える一冊です。
なぜ、私たちが教わってきた「自分に厳しく」という美徳が、実は成功のブレーキになっていたのか。
その驚くべき逆転の発想から、この壮大な書評をスタートしましょう。
- 「自分はまだまだだ」と自分を責めがちな人
「自分に厳しく」が癖になっていて、心が息苦しくなっている方の肩の荷をふっと下ろしてくれます。 - 「頑張っているのに報われない」と感じている人
努力や根性という力技ではなく、宇宙の流れに乗って「自動運転」で好転させる方法が刺さります。 - 人間関係のイライラを解消したい人
「相手を変える」のを諦め、自分の見方を変えることで周囲が勝手に変わっていく不思議を体験したい方に最適です。 - 運気を上げたいけれど、難しい修行は嫌な人
「掃除・笑い・感謝」という、今日から誰でもできる簡単な習慣で人生を変えたい現実派の方におすすめです。 - 将来の目標が見つからず、焦っている人
「目標なんてなくていい」という正観流の教えは、進むべき道に迷って立ち止まっている人の救いになります。
どれか1つでも当てはまるなら、
この本の中に、あなたの悩みを軽くするヒントがきっとあります。
第25回に紹介する書籍はこちら。
人に優しく、自分に甘く 楽しい人生を生きる宇宙法則 (知的生きかた文庫) [ 小林 正観 ] 価格:869円 |
目次
- 1 “自分に甘く” がなぜ利他的な人生を作るのか『自己受容の力学』
- 2 宇宙のOSを書き換える「そわか」の法則の超絶技巧
- 3 経済の宇宙法則『お金という「エネルギー」に愛される作法』
- 4 健康と病気の宇宙法則|60兆個の細胞との対話
- 5 “おまかせ” の人生観『目標を捨てて「頼まれごと」に生きる』
- 6 人間関係の魔法『“鏡” を磨くより “自分” を許す』
- 7 現代社会における「正観流」の実践とバランス|浮世離れせず、軽やかに生きる
- 8 まとめ|人生という名の「壮大な暇つぶし」を最高に楽しむために
- 9 この一冊が、あなたの「宇宙の書き換え」の第一歩となる
- 10 📚 書評日記シリーズ|人生に効く本だけ、集めました
“自分に甘く” がなぜ利他的な人生を作るのか『自己受容の力学』
本書のタイトルを一読して、眉をひそめる人もいるでしょう。
僕たちは「自分に厳しく、人に優しく」こそが聖人君子の道だと教え込まれてきたからです。
しかし、正観さんはこの価値観を真っ向から否定します。
「自分への厳しさ」という名の毒
正観さんは、自分に厳しい人は必ず「他人にも厳しくなる」と指摘します。
なぜなら、自分を律して我慢している人は、自由に、あるいはだらしなく生きている他人を見た時に「私はこんなに我慢しているのに、あいつは許せない」という怒りや裁きの心を生んでしまうからです。
自分を許せない人は、他人を許すことができない
これが人間関係における唯一にして最大の真理
「自分に甘く」とは、単なる自堕落の勧めではありません。
それは、「今の自分を、条件なしで100%肯定する」という高度な精神的営みです。
失敗した自分
動けない自分
性格の悪い自分
それらすべてに「それでいいんだよ」と許可を出す。
この「自己受容」のバケツが満たされて初めて、その溢れ出た余裕が、他者への本物の「優しさ」へと変わるのです。
「努力」という執着の手放し
正観さんは「努力」という言葉を極端に嫌いました。
なぜなら、努力の背景には「今のままでは足りない」という否定のエネルギーがあるからです。
宇宙の法則(鏡の法則)によれば、投げかけたエネルギーが返ってきます。
「足りない」という思いで努力すれば、宇宙はさらに「足りない(努力し続けなければならない)」という状況を返し続けます。
一方、「自分に甘く」して、今のままで幸せだと感じている人には、宇宙は「さらに幸せだと感じられる出来事」を運んできます。
これが、本書が説く「頑張らないほうがうまくいく」という逆説の正体です。
宇宙のOSを書き換える「そわか」の法則の超絶技巧
本書で最も具体的、かつ実践的なメソッドとして紹介されるのが「そわか(掃除・笑い・感謝)」です。
これは単なる道徳ではなく、宇宙というコンピューターを操作するための「コマンド(命令)」のようなものです。
「掃除(そ)」:エゴを削ぎ落とす物理的アプローチ
正観さんの教えの中で、最も有名なのが「トイレ掃除」です。
なぜトイレなのか。
それは、人間が最も「嫌だ」と感じる場所であり、そこをあえて掃除することが、肥大化したエゴ(自我)を削る最も効率的な手段だからです。
- 無心の境地
トイレをピカピカに磨く行為は、自分の心の曇りを拭うことと直結しています。 - 臨時収入の不思議
統計的に、トイレ掃除を徹底している人の元には、なぜか予想外の形でお金が流れ込むことが分かっています。
正観さんはこれを「神様からのボーナス」と呼びましたが、物理的に言えば「執着を手放したことで、エネルギーの循環が良くなった」結果だと言えます。
「笑い(わ)」:この世界への「全肯定」
笑いとは、不条理な現実に対する究極の回答です。
正観さんは、「ハッハッハ」という笑い声は、宇宙に対する『Yes』のサインであると説きます。
たとえトラブルの中にいても笑い飛ばすことができれば、その瞬間にその問題は「問題」ではなくなります。
笑いは、私たちの周波数を一気に引き上げ、幸運のチャンネルに合わせるための最強のチューニング・デバイスなのです。
3. 「感謝(か)」:25,000回の「ありがとう」
本書の白眉とも言えるのが、「ありがとう」という言葉のエネルギー解説です。
正観さんは、「心がこもっていなくてもいい」と断言します。
そして、ここが非常に重要です。
| ステップ | 状態 | 宇宙の反応 |
| 0〜25,000回 | とにかく唱える(形から入る) | 潜在意識のバケツにエネルギーが溜まる |
| 25,000回突破 | 突然、涙が溢れ出す | 過去の不平不満が浄化される |
| それ以降 | 一言の「ありがとう」で奇跡が起きる | 投げかけた言葉が即座に現実化する |
ただし、途中で「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言ってしまうと、カウントがリセットされてしまうという厳しいルールがあります。
これは「常に最新のバイブレーションが優先される」という宇宙の動的な性質を表しています。
経済の宇宙法則『お金という「エネルギー」に愛される作法』
正観さんは、お金を単なる貨幣としてではなく、「意志を持ったエネルギー体」として捉えています。
本書では、努力して稼ぐのではなく、宇宙の仕組みを使って「お金に好かれる人」になる方法が明快に語られています。
お金は「喜び」の総量に比例する
正観さんの理論では、お金は「ありがとう」の対価です。
しかし、多くの人は「いくら稼げるか」という入り口ばかりを気にします。
正観さんは逆に「出口」の重要性を説きます。
- 喜ばれるお金の使い方
お金を使う際、心の中で「このお金が、受け取った人やその家族を幸せにしますように」と祈りながら手放す。すると、お金は「この人のところにいれば、仲間(他のお金)も喜ぶ使い道をしてくれる」と判断し、仲間を引き連れて戻ってくるというのです。 - 財布は「お金というお客様」のホテル
財布の中を整理し、お札の向きを揃え、レシートでパンパンにしない。これは迷信ではなく、エネルギーを迎え入れるための「礼儀」であると説かれます。
「損得勘定」を超えた「得」の話
面白いことに、正観さんは「損得」を否定しません。
むしろ「究極の得をとりなさい」と勧めます。
目先の1円を惜しむのは「小得」。
一方で、人に奢ったり、寄付をしたりして周囲を喜ばせるのは、宇宙の銀行に貯金をするような「大得」です。
自分に甘く、心に余裕があるからこそできる「気前の良さ」が
結果として最大の経済的リバウンドを生む
このドライなまでの合理性が正観流の真髄です。
健康と病気の宇宙法則|60兆個の細胞との対話
本書が説く健康観は、現代医学の常識を覆すほど優しさに満ちています。
病気は「体からのメッセージ」
正観さんは、病気を「敵」として排除しようとする姿勢に疑問を投げかけます。
例えば、ガン細胞。
それは元々、自分の細胞がコピーミスを起こしたものですが、正観流の視点では「過酷な環境(ストレスや冷え、不機嫌)の中で、なんとか生き延びようとした細胞のなれの果て」です。
- 細胞への感謝
「今まで無理をさせてごめんね。一生懸命生きてくれてありがとう」と、自分の臓器や細胞に語りかける。闘う(攻撃する)のではなく、受け入れる(甘やかす)ことで、細胞の異常増殖が止まった例を、正観さんは数多く紹介しています。
「不機嫌」が最大の病因
本書で繰り返し強調されるのは、「心の状態が肉体の周波数を決める」という点です。
怒りや不平不満は、体内毒素を発生させます。
逆に、「自分に甘く」してリラックスし、常に上機嫌でいることは、どんな高価なサプリメントよりも強力な免疫活性剤となります。
「人に優しく」接する余裕がある時、私たちの体は最も調和のとれた状態にあるのです。
“おまかせ” の人生観『目標を捨てて「頼まれごと」に生きる』
ここが、世間一般的な自己啓発本と、正観さんの教えが決定的に分かれるポイントです。
目標設定が不幸の始まり?
普通の成功法則は「目標を持ちなさい」「計画を立てなさい」と言います。
しかし正観さんは「目標は持たなくていい」と断言します。
- 目標の罠
目標を持つということは、「今はその状態にない」という欠乏感を強調することになります。また、目標に執着すると、それ以外のルートでやってくる宇宙からのギフトに気づけなくなります。 - 「おまかせ」という究極の効率化
自分の小さな頭で考える将来設計よりも、宇宙が用意してくれた流れに乗る方が、遥かに想像を超えた素晴らしい場所にたどり着ける。これが「おまかせ」の生き方です。
「頼まれごと」を淡々とこなす
目標を持たずにどうやって生きるのか?
答えが「頼まれごとの人生」です。
目の前の人から「これやってくれない?」と頼まれたことを、文句を言わずにニコニコと引き受ける。
あなたが「自分に甘く」上機嫌でいれば、周囲はあなたに頼みごとをしやすくなります。
「人に優しく」その頼まれごとをこなしていけば、さらに多くの頼まれごとがやってきます。
これを繰り返していくうちに、気づけばそれが仕事になり、天職になり、経済的な成功もついてくる。
「自分の意志(エゴ)」ではなく「周囲のニーズ(宇宙の意志)」によって運ばれる人生こそが、最も楽で、最も楽しい生き方なのです。
人間関係の魔法『“鏡” を磨くより “自分” を許す』
人間関係は、僕たちの悩みの中で最も大きなウェイトを占めます。
しかし正観さんは、人間関係を「相手との闘い」ではなく、徹底的に「自分との対話」として定義します。
「嫌いな人」という名の鏡の正体
僕たちは、なぜ特定の誰かを「許せない」と感じるのでしょうか。
本書の宇宙法則に照らせば、その理由は驚くほどシンプルです。
「自分が自分に禁じていることを、平気でやっている人」を見たとき、私たちは怒りを感じます。
例えば、常に完璧主義で自分を追い込んでいる人は、のんびりサボっている同僚が許せません。
礼儀正しさに執着し、自分を律している人は、無作法な若者が許せません。
この時、解決策は「相手を教育して変えること」ではありません。
「自分もサボってもいい、自分も無作法な時があっていい」と、自分を甘やかし、許すことです。
自分の内側で「禁止事項」が消えたとき、不思議なことに、あんなに腹が立っていた相手の存在が気にならなくなります。
これが、本書のタイトル『自分に甘く』が人間関係を救うメカニズムの正体です。
「期待」という名の呪縛を解く
正観さんは、人間関係の苦しみはすべて「相手への期待」から生まれると断言します。
「親ならこうあるべきだ」
「夫なら手伝うべきだ」
「部下なら報告すべきだ」
これらの「べき」はすべて、あなたが勝手に作り上げた「期待」です。
相手に何も期待せず、ただ存在してくれているだけで
今日一日を一緒に過ごしてくれただけで100点満点
この境地に達したとき、人間関係における「裏切り」という概念そのものが消滅します。
裏切りとは、期待が外れた時にだけ発生する現象だからです。
現代社会における「正観流」の実践とバランス|浮世離れせず、軽やかに生きる
あまりにも常識外れな正観さんの教えを、「現実逃避ではないか」と批判する向きもあります。
しかし、本書を深く読み解くと、それが極めて高度な「現実適応戦略」であることが分かります。
「努力」と「精進」の違い
正観さんは「努力」を否定しましたが、それは「何もしない」という意味ではありません。
- 努力
「嫌なことを、無理やり自分に強いること(否定から始まる)」 - 精進
「好きなこと、喜ばれることを、夢中で楽しく行うこと(肯定から始まる)」
本書が勧めているのは後者の『精進』です。
自分を甘やかし、自分のエネルギーを常に高い状態に保っておけば、頼まれごとは「苦労」ではなく「喜び」に変わります。
このエネルギーの変換こそが、現代のストレス社会を生き抜くための最強の知恵です。
0か100かではなく「心地よさ」を選ぶ
すべての教えを完璧に実践しようとすることも、また一つの「自分への厳しさ」になってしまいます。
「ありがとうを言えなかった自分」を責めるのは、正観さんの本意ではありません。
「今日は不機嫌だったけど、そんな日もあるよね」と、「法則を実践できない自分」すらも甘やかす。
この多層的な優しさこそが、正観学を完成させる最後のピースなのです。
まとめ|人生という名の「壮大な暇つぶし」を最高に楽しむために
1万字に及ぶこの書評の最後に、本書が指し示す「人生の真の目的」をまとめます。
僕たちは、何かの目的を達成するために、あるいは立派な人間になるために生まれてきたのではありません。
正観さんは、人生を「宇宙が用意したシナリオを鑑賞する映画のようなもの」だと言いました。
僕たちは「味わう」ために生きている
苦しみも、悲しみも、そしてもちろん喜びも、すべては宇宙という巨大な意識が作り出した「現象」に過ぎません。
その現象を、良い・悪いでジャッジせず、「ほう、そう来ましたか」と面白がる。
『人に優しく、自分に甘く』という生き方は、この観客席に座るためのチケットなのです。
自分を責めている間、僕たちは映画の筋書きに文句を言う、うるさい観客になってしまいます。
しかし、自分を許し、リラックスしたとき、私たちはスクリーンの中で起きるすべての出来事を「味わう」ことができるようになります。
「楽しい人生」は、今この瞬間に完成する
宇宙法則とは、未来に幸せになるための道具ではなく、「今この瞬間、ここが天国であることに気づくための眼鏡」です。
あなたが自分を甘やかし、上機嫌でニコニコと「ありがとう」を口にしたその瞬間、あなたの人生の目的は100%達成されています。
そこにはもう、付け加えるべきものは何もありません。
この一冊が、あなたの「宇宙の書き換え」の第一歩となる
小林正観さんの『人に優しく、自分に甘く』は、単なる癒やしの本ではありません。
それは、僕たちが長年囚われてきた「常識という名の牢獄」から脱獄するための、慈悲深い指南書です。
この1万字におよぶ解説を最後まで読んだあなたには、すでに宇宙のポジティブなエネルギーが流れ込み始めています。
まずは今日、自分を徹底的に甘やかしてみてください。
美味しいお茶を飲み、自分に「よくやってるね」と声をかけ、鏡に向かってニッコリ笑ってみる。
その小さな、自分への「甘さ」という一滴が、波紋のように周囲へと広がり、やがてあなたの世界全体を、優しさと喜びで満たしていくことでしょう。
人生は、頑張らなくていい。
ただ、楽しめばいい。
宇宙は、そんなあなたを、いつだって全力で応援しています。
人に優しく、自分に甘く 楽しい人生を生きる宇宙法則 (知的生きかた文庫) [ 小林 正観 ] 価格:869円 |
📚 書評日記シリーズ|人生に効く本だけ、集めました
読書は、知識だけじゃなく“生き方”も整えてくれる。
このシリーズでは、僕自身が読んで心動かされた本、明日からの行動が変わった本だけを、厳選して紹介しています。
今の気分に合いそうな一冊があれば、ぜひ読んでみてください👇
- #1『世界の一流は「休日」に何をしているのか』| 休むとは、整えること
- #2『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』| 疲れた夜に未来を仕込め
- #3『明るい人の科学』| “明るさ”は才能じゃない
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- #5『一流の人に学ぶ心の磨き方』|一流の人は、心を磨き続ける
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- #24『まんがでわかる 30歳から伸びる人、30歳で止まる人』|現状維持を捨て、自分を資産化せよ
- #25『人に優しく、自分に甘く 楽しい人生を生きる宇宙法則』|「頑張らない」ほうが、うまくいく← 今回の記事
📖あなたの明日を変える1冊が、きっとここにある📖


