投資日記

投資初心者のための講義 ~ 第63回 ~『リスクに強い投資戦略|あなたはどこまで資産の変動に耐えられるか?』【投資日記#66】

📘投資初心者のための講義シリーズ

このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。

~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~

リスクとどう向き合うか?

こんにちは!

どうも、マイケルです!

前回は「ライフプランと投資戦略」というテーマで、人生設計に資産形成をどう組み込むかを考えました。

夢や目標を描いた上で、それを実現するために投資を“手段”として活用する。

その重要性をお伝えしました。

しかしプラン通りに進まないのが人生、そして投資です。

  • 「せっかく積み立ててきた資産が20%下がったらどうする?」
  • 「含み損が1年続いたら耐えられる?」

こうした“揺れ”を避けることはできません。

今回のテーマはリスクに強い投資戦略

つまりあなた自身がどこまで資産の変動に耐えられるかを見極め、その上で崩れない戦略を作る方法です。

リスクとは何か?

まずは「リスク」という言葉を整理しましょう。

投資におけるリスクとは「損をする危険」ではなく「値動きの幅(ボラティリティ)のことを指します。

  1. 株式:リターンは大きいが短期的に上下の幅が大きい。
  2. 債券:リターンは控えめだが値動きは小さい。
  3. 現金:リスクはほぼゼロだが、インフレに負ける可能性がある。

つまりリスクは“敵”ではなく、“避けられない性質なのです。

リスクとリターンの関係

投資の本質はリスクを取らなければ、リターンは得られないということ。

銀行預金はリスクがゼロに近いですが、リターンもほぼゼロです。

株式は上下に激しく動きますが、その分長期で見れば最も高いリターンをもたらします。

重要なのは自分が取れるリスクの大きさを見極めること

無理して大きなリスクを背負えば、途中で不安に耐えられず、暴落時に売却してしまう。

逆にリスクを抑えすぎれば、資産がほとんど増えずに老後資金が不足する。

リスク許容度の見極めこそ、投資戦略の土台です。

リスク許容度を決める要因

リスク許容度は人によって異なります。

要因は大きく4つ挙げれるかなと思います。

自分のリスク耐性を知る方法

具体的には次のような問いを自分に投げかけてみましょう。

  • 株価が半分になったらどうする?
  • 投資額が100万円から70万円に下がったら夜眠れる?
  • 含み損が2年間続いたら積立をやめたくなる?

この問いに「耐えられる」と思える範囲が、あなたのリスク許容度です。

ここで大切なのは「理論上の強さ」ではなく「実際に行動できるかどうか

リスクに強い戦略を作る3つの方法

では、リスクに強い戦略とは何でしょうか。

1. 資産分散で“揺れ”を和らげる

株式だけではなく、債券や現金も組み合わせる。

地域や通貨も分散することでリスクを軽減できる。

2. 時間分散でリスクを吸収する

一括投資よりも積立投資

時間をかけて投資することで、価格のブレを平均化できる。

3. 自分に合った配分を探す

「株式70%・債券30%」がきついなら「株式50%・債券50%」にする。

重要なのは続けられるかどうか

まとめ

投資はリスクを取らなければリターンは得られない

この真理を前に、私たちができることはリスクを避けることではなく、受け入れられる形に整えることです。

ここまでお伝えしてきたように、リスク許容度は一人ひとり異なります。

年齢、収入、家族構成、生活防衛資金、そして性格やメンタルの強さ。

これらが複合的に絡み合い、あなたの“耐えられるライン”を形づくります。

大切なのは、無理をして他人の基準に合わせないことです。

「友人は株式100%で投資しているから自分もそうする」

こうした選択は危険です。

もし暴落に耐えられずに途中で投げ出してしまえば、それまで積み上げた努力は一瞬で崩れてしまいます。

逆に、自分自身にとって安心できる配分を見つけていれば、市場が荒れたとしても動じずに続けられる。

これこそが“リスクに強い投資戦略”の本質です。

投資において成功する人は、リスクを完全に避けた人ではなく、「揺れを許容しつつ、投資をやめなかった人です。

強さとは、揺れの中でも自分を信じて歩み続けられること。

あなた自身のリスク許容度を理解し、無理のない範囲で継続できる戦略を築いてください。

次回予告

『資産配分を決める極意|“自分に合ったバランス”をどう見つけるか?』

次回の投資講義は

資産配分を決める極意|“自分に合ったバランス”をどう見つけるか?

今回の記事では「リスク許容度」をテーマに、自分がどこまで資産の変動に耐えられるかを考えてきました。

しかし、リスク耐性を知っただけでは戦略は完成しません。

大切なのは、その耐性を踏まえて「実際の資産配分をどう設計するか」というステップです。

  • 株式と債券をどの比率で持つのか。
  • 現金をどれくらい残すのか。
  • 米国株中心にするのか、全世界株に広げるのか。

これらの選択が、あなたの資産形成の未来を決定づけます。

次回は「資産配分」をテーマに、投資初心者でも実践できるシンプルで効果的な方法を、具体的な比率例も交えて解説します。

あなたに合った“黄金のバランス”を、一緒に探していきましょう。

📚 投資初心者のための講義シリーズ

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📌 各回、約2,000字でじっくり学べる内容になっています。

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