投資日記

投資初心者のための講義 – 第44回 -『暴落時にやるべきこと|恐怖をチャンスに変える逆転思考』【投資日記#47】

📘投資初心者のための講義シリーズ

このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。

~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~

暴落はなぜ怖いのか?

こんにちは!

どうも、マイケルです!

前回は「不安と欲望をコントロールする投資マインド」について話しました。

投資において一番の敵は、実は市場そのものではなく、自分の感情だ

ということをお伝えしましたね。

さて、今回のテーマはその実践編とも言える内容です。

投資家なら誰もが直面する「暴落」の瞬間。

  • 画面に映る真っ赤なチャート
  • ニュースの煽り文句

株価大暴落!リーマンショック以来の下落幅

その光景を目にしたとき、人の心は簡単に揺らぎます。

「今すぐ売らないともっと損するのでは?」
「せっかく積み上げてきた利益が消えてしまう!」

こうした感情は自然な反応です。

しかし、歴史を振り返れば、暴落は“終わり”ではなく、むしろ“始まり”でした。

暴落をどう受け止めるかで、長期的な資産形成の結果は大きく変わってきます。

今日は「暴落時にやるべきこと」を徹底的に整理していきましょう。

暴落相場の本質を理解する

暴落は必ず起こるもの

まず大前提として、暴落は避けられません。

市場は人々の心理で動くため、恐怖や欲望が行き過ぎれば必ず反動が訪れます。

  • 2000年のITバブル崩壊
  • 2008年のリーマンショック
  • 2020年のコロナショック

これらはいずれも市場を大きく揺るがしましたが、同時に「歴史的な買い場」にもなりました。

長期投資家にとって暴落は“異常事態”ではなく、“想定内のイベント”なのです。

暴落は割引セール

株価は下がれば下がるほど「将来のリターン」が大きくなります。

言い換えるなら、暴落は“資産が安売りされている状態”

普段より低価格で良質な資産を買えるチャンスです。

例えるなら、優良企業の株式や投資信託が“半額セール”になっているのと同じ

普段なら買えないブランド品が、暴落の時期だけ破格の値段で売られているわけです。

投資家がやるべきこと(心構え編)

「売らない」という決断

暴落時、最悪の選択肢は「恐怖に負けて売ることです。

下がっている最中に売れば、それは損失を確定させる行為になります。

実際、多くの投資初心者が暴落の瞬間に売り、その後の回復相場に乗り遅れます。

市場が恐怖でパニックになっているときこそ、「売らない」という冷静な判断が求められます。

「長期投資の仕組み」を信じる

長期投資は、数ヶ月の値動きで成果を測るものではありません。

10年、20年というスパンで見たときに初めて成果が表れます。

だからこそ、暴落時には「今は未来の利益を安く買えるタイミングだ」と考えるべきです。

「感情と行動を分ける」

恐怖心が消えることはありません。

人間の本能ですから当然です。

大切なのは感情に従って行動しないこと

恐怖を感じてもいい。

でも行動は“理性”に任せる。

これが暴落を乗り越える最大の鍵です。

投資家がやるべきこと(実践編)

① 積立を止めない

暴落時に一番やってはいけないのは「積立をやめること

積立投資の本質は「安いときにたくさん買い、高いときは少なく買う」という仕組みです。

暴落こそ、この仕組みが最大限に機能する瞬間です。

② 余力があれば“追加投資”

現金の余力があるなら、少しずつ追加投資を検討してもよいでしょう。

暴落は将来のリターンを高めるチャンスです。

ただし「一気に全力で買う」のは危険。

相場がどこまで下がるかは誰にも読めないからです。

余力を分割し、時間を分散して投じることが重要です。

③ リスク許容度を再確認

暴落のたびに眠れないほど不安になるなら、それは投資額が自分のリスク許容度を超えている証拠です。

  • 「生活資金まで投資していないか?」
  • 「現金比率は十分か?」

暴落は、自分の投資スタイルを見直す絶好の機会でもあります。

④ 情報の取りすぎを避ける

暴落時にはメディアが一斉に「危機」を煽ります。

SNSもネガティブなニュースであふれます。

過度な情報は感情を揺さぶるだけで、冷静な判断を妨げます。

情報を遮断し、自分のルールに従って行動する勇気も大切です。

暴落を「チャンス」に変える逆転思考

  • 多くの人が売る時期に、冷静に買い続けられるか。
  • 自分の感情を制御し、仕組みに従って積み立てられるか。

この違いが、10年後、20年後の資産の差となって現れます。

ウォーレン・バフェットの有名な言葉に「他人が恐れているときに貪欲になれ」というものがあります。

暴落はまさにそれを実践するタイミング。

ただし、盲目的な強気ではなく、リスク管理を徹底した上での“理性的な逆張り”こそが、投資家にとっての最強の武器となります。

まとめ

暴落は避けられない。

しかし、それは「終わり」ではなく、「始まり」でもある。

  1. 暴落は市場の自然なサイクル。
  2. 恐怖に負けて売るのではなく、積立を続ける。
  3. 余力があれば、時間分散しながら追加投資を行う。
  4. 過剰な情報は遮断し、自分の投資ルールを信じる。

このシンプルな原則を守れるかどうかが、投資家としての未来を分けます。

暴落時こそ、あなたの投資哲学が試される瞬間です。

「逃げるか」

「信じて継続するか」

この選択で資産形成の道は大きく分かれます。

次回予告

投資を“生活習慣”にする方法|仕組み化で継続を当たり前にする

次回のテーマは、、、
『投資を“生活習慣”にする方法|仕組み化で継続を当たり前にする』

投資は「やる気」で続けるものではありません。

毎日歯を磨くように、当たり前の習慣にまで落とし込めるかどうか。

その仕組みがあるかどうかで、10年後の資産は大きく変わります

情報に振り回されず、ただ静かに積み立てを続けるための“環境デザイン”を一緒に考えていきましょう。

暴落に震えるか、暴落で積み上げるか。

未来を決めるのは、その瞬間の選択だ。

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