投資日記

投資初心者のための講義 – 第26回 -『感情に強くなる投資マインド|ブレないメンタルを鍛える3つの習慣』【投資日記#29】

📘投資初心者のための講義シリーズ

このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。

~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~

「感情に飲まれるな。市場の波は、君が揺れる理由じゃない。」

こんにちは!

どうも、マイケルです!

前回は「やめたくなる日」が必ず訪れる理由と、その時に心を立て直す“処方箋”をお話ししました。

結論はシンプルで、投資においては「休むこと」「距離を取ること」も立派な戦略だということ。

ただ、このことに関しては言ってみれば“対症療法”です。

本当の意味で投資を継続するには、もっと深い部分、つまり「揺れにくいメンタル体質」を作る必要があります。

そこで今回は、僕が長期投資を続ける中で培った、感情を揺らさないための3つの習慣をお話しします。

この思考が身につけられることができれば

相場が乱高下しようとも、

ニュースが騒がしくても、

ブレない軸を保つことができます。

投資で感情が揺れる3つの典型パターン

投資における感情の乱れは、ほぼこの3パターンに集約されます。

① 上昇相場での高揚感

株価が連日上がっていると、つい「もっと買えばよかった」「まだ間に合うかも」と感じてしまう。

この心理はFOMO(Fear Of Missing Out)と呼ばれ、取り残される恐怖が投資判断を狂わせます。

② 下落相場での恐怖心

急落したチャートを見て、「もうダメだ、売らないと…」と焦ってしまう。

この時に売ると、その後の反発で「なぜあの時…」と後悔することになります。

③ 横ばい相場での退屈・焦燥感

値動きがほとんどない時、「このままでいいのか?」と落ち着かなくなる。

人は退屈に耐えられず、意味のない売買をしてしまうことがあります。

つまり、投資の難しさは“数字”ではなく“感情”にある

では、この感情に振り回されないためには、どうすればいいのでしょうか。

感情を鍛える3つの習慣

① 記録習慣 – 感情を言語化する

感情の揺れを抑える第一歩は、自分の感情を外に出すことです。

僕は売買判断をする前に、「なぜそうしたいのか」を一文だけメモします。

例:

  • 「急落して不安。売ってしまいたい」
  • 「上昇してワクワク。もっと買いたい」

このメモをするだけで、一度“感情と距離を置く”ことができます。

不思議なもので、紙やアプリに書き出すと、その衝動は弱まります。

② 情報ダイエット – 見すぎない勇気

投資家の多くは、情報を取りすぎて感情を乱します。

SNS

ニュースサイト

アナリストの予測

このようなアクションを無駄にしない方が良いですし、一日に何十回も見る必要はありません。

僕がおすすめする行動は

  • 情報源を3つ以内に絞る
  • 株価チェックは1日1回まで

こうすることで、短期的な値動きに心を振り回されなくなります。

③ 視点を長期化する – “今”を点ではなく線で見る

短期の値動きに過敏になるのは、視点が近すぎるからです。

1週間の株価を見れば乱高下に見えるかもしれませんが、10年スパンで見れば右肩上がりの美しい成長曲線に見えることもあります。

ポイントは、

  • 月単位・年単位での推移を意識する
  • 日々の騒がしさを“ノイズ”と割り切る

このようなことを意識して、日々の投資へアプローチをすることができれば、良い結果がついてくる可能性がグッと高まるはずです!

実践のコツ

感情を鍛える習慣は、一度や二度試しただけでは身につきません。

特に投資では、“平常時”にできても、“非常時”に崩れることがよくあります。

だからこそ、日常の中で繰り返し練習しておくことが大切です。

まず意識してほしいのは

最低でも3か月間は続けるということ

投資日記をつけること

情報ダイエットを試すこと

視点を長期化すること

初めのうちは「本当に効果あるのかな?」と疑いたくなるはずです。

でも、感情を鍛えるのは筋トレと同じで、地道な繰り返しでしか成果は現れません。

そして、もうひとつ重要なのが

「感情に反応して動かない」成功体験を1回でも作ること

例えば、急落時に売りたくなったけれど我慢できた。

そのたった1回の成功が、あなたの投資人生における大きな自信になります。

「あの時も乗り越えられたから、今回も大丈夫」と思えるようになるんです。

そして最後に覚えておいてほしいのは

感情を“消そう”としないこと

不安や興奮は、投資をしていれば必ず生まれます。

それらを否定するのではなく、少し距離を置いて「今、自分はこういう感情を感じているな」と観察する。

この「距離を取る感覚」こそ、感情を支配する力の正体です。

まとめ

投資の世界で勝ち続ける人と途中で離脱してしまう人の差は、知識量よりも感情の扱い方にあります。

どんなに優れた投資理論を学んでも、感情の波に飲み込まれれば、その理論は発揮できません。

今回紹介した

  1. 記録習慣(感情を言語化して客観視する)
  2. 情報ダイエット(ノイズを減らして冷静さを保つ)
  3. 視点の長期化(短期の騒がしさを無視する)

この3つは、感情の振れ幅を穏やかにし、ブレない軸を育てるための基礎です。

すぐに大きな変化は感じられないかもしれませんが、半年、1年と積み重ねたとき、その違いは明らかになります。

そして何より、この習慣は投資だけでなく、日常生活の判断にも活きてきます。

  • 職場での判断
  • 人間関係での対応
  • 人生の大きな選択

すべてにおいて、冷静な自分を保てるようになるはずです。

感情は消すものではなく、操縦するもの

その技術を磨くことは、資産形成だけでなく、自分自身の人生を大きく安定させる力になります。

次回予告

『暴落相場での冷静力|恐怖をチャンスに変える発想法』

急落局面こそ、投資家の実力が試される場です。

そこで次回はしっかりと、恐怖を武器に変える視点をお届けします。

感情は敵じゃない。

ただし、君のハンドルは、君が握るんだ。

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