投資日記

投資初心者のための講義 – 第25回 -『“やめたくなる日”の処方箋|続かない理由と心のメカニズム』【投資日記#28】

📘投資初心者のための講義シリーズ

このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。

~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~

迷ったら思い出せ。なぜ始めたのか。

こんにちは!

どうも、マイケルです!

前回は「相場が荒れても、やるべきことは変わらない」という話をしました。

つまり、長期投資において必要なのは“特別な判断力”よりも、“ブレない継続力”だということ。

ですが、そうはわかっていても、投資をやめたくなる日は必ず訪れます。

  • モチベーションが消える日。
  • 積み立てを止めたくなる日。
  • 相場を見るのも嫌になる日。

今日は、その正体と乗り越え方をお話しします。

なぜ“やめたくなる日”は必ず来るのか

まず知っておきたいのは、「それが普通」という事実です。

皆さんの意志が弱いわけでも、意志が足りないわけでもありません。

① 感情の波に飲まれる

相場は毎日動きます。

株価が

落ちれば不安

上がれば期待

その感情の振れ幅が蓄積すると、ふとした瞬間に「もうやめたい」と思ってしまう。

② 成果が見えない時間が長い

投資の成果は“すぐ”には出ません。

数ヶ月、数年というスパンで見るべき世界なのに、短期の成果を求めると心が折れます。

③ 日常の忙しさが優先される

  • 仕事
  • 家庭
  • 人付き合い

日々のタスクが増えると、投資が「後回し」に。

そして“やらなくても困らない日”が続くと、やがてやめてしまいます。

やめたくなる理由の心理メカニズム

人間の脳は合理的に見えて、かなり感情的です。

ここを理解しないと、無意識にやめる方向へ流されます。

① 「快」を優先する脳

脳は不快を避け、快を求める性質を持ちます。

「積立=お金が減る感覚」は短期的には不快。

「買い物=即満足」は快。

この構造が習慣を壊します。

② 短期報酬バイアス

数年後の利益よりも、目の前の利益を優先してしまう傾向。

結果、コツコツ積み上げるより「今の欲求」を満たす行動を選びやすくなります。

③ 自己効力感の低下

一度の損失や失敗で、「自分には向いていない」と感じてしまう。

これが積み重なると、投資自体がストレス源になります。

“やめたくなる日”の処方箋

ここからが本題です。

感情や脳のクセを理解した上で、実際の対策を講義していきます!

① 記録を振り返る

  • なぜ始めたのか。
  • 何を目指していたのか。

投資日記や当初の目標を見返すだけで、“続ける理由”を思い出せます。

② ルールを極限までシンプルに

迷う余地をなくす。

例:「毎月1日に自動積立」

シンプルなルールほど、継続率は爆上がりします。

③ “今日やめない”だけを決める

「一生続ける」なんて考えなくていい。

今日だけやめなければ、それが100回続いて、やがて“継続”になり、忍耐強くなり、気持ちが段々と屈強になっていきます!

④ 仲間や環境を持つ

孤独は挫折の加速装置。

同じ目的の仲間やコミュニティがあるだけで、続けるハードルは劇的に下がります。

まとめ

  1. やめたくなる日は必ず来る。
  2. それは“あなたの弱さ”ではなく、“人間の脳の性質”によるもの。
  3. 続けるコツは、“やめない理由”を持ち、“今日やめない”を積み重ねること。

投資とは、未来の自分への“定期預金”です。

それを止めるかどうかは、今日のあなたの選択次第。

次回予告

『感情に強くなる投資マインド|ブレないメンタルを鍛える3つの習慣』

明日はこのような投資講義をお届けします。

感情の波を小さくする具体的な方法を、さらに掘り下げます。

「永遠にやめない」なんて誓わなくていい。

今日を積み重ねれば、それが永遠になる。

📚 投資初心者のための講義シリーズ

初心者でも一から学べる「投資講義」シリーズを順番に読みたい方はこちらからどうぞ👇

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