投資日記

投資初心者のための講義 – 第21回 -『暴落はチャンスか?|下落相場で買える人のメンタル設計』【投資日記#24】

📘投資初心者のための講義シリーズ

このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。

~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~

「恐怖と向き合える人だけが、未来を変える。」

こんにちは!

どうも、マイケルです!

前回は「リスク許容度」について、投資における“心の土台”を整えることの重要性を語りました。

自分のリスク耐性を知らないままでは、相場の波に飲まれてしまうからです。

そして今回は、その延長線上にあるテーマとなる「暴落への向き合い方」

投資の世界では、暴落のときこそ“チャンス”と言われます。

でも実際に、その瞬間に買える人はほとんどいません。

なぜなら、“感情”が邪魔をしてくるからです。

この講義では、そんな下落相場に立ち向かうためのメンタル設計術を、初心者向けにわかりやすく解説していきます。

なぜ“暴落”は投資家を試すのか?

投資家にとって、暴落は避けられない現象です。

市場は常に右肩上がりではなく、不安・混乱・恐怖という揺さぶりが必ずやってきます。

たとえばこんなとき…

  • 戦争やテロ、感染症などの「予測不能な外的要因」
  • 金利上昇やインフレによる「経済ショック」
  • ハイテク株バブルのような「投資熱の崩壊」

こんな場面では、SNSやニュースで「暴落中!」「売れ!」という声が飛び交い、

冷静な判断を下すことが極めて難しくなります

このとき重要なのが、「事前の準備」です。

暴落が起きてから行動を考えるのでは、すでに遅いのです。

暴落時に“買える人”の共通点とは?

暴落相場で買える人たちは、特別な才能を持っているわけではありません

むしろ、彼らにはいくつかの共通点があります。

共通点1:自分の投資方針が明確

  • どれくらいの期間、どんな目的で投資しているのか?
  • 何に投資し、どんなリスクを取るのか?

これが明確な人は、相場が下がってもブレません

共通点2:過去の暴落を学んでいる

例えば、、、

  • リーマンショック(2008年)
  • コロナショック(2020年)

歴史を知っている人は、「暴落は終わる」と知っています

過去を学ぶことで、「いまは買い場かもしれない」と考える余裕が生まれます。

共通点3:積立を“仕組み化”している

人間の感情は変わっても、自動積立の仕組みはブレません

だからこそ、「暴落のときにも買い続けられる」のです。

感情に流されないための「メンタル設計術」

投資で最も難しいのは「感情のコントロール」です。

それを実現するには、“事前の設計”がすべてです。

ここでは、僕が実際に活用している具体的な方法を紹介していきます。

1. 自分ルールの明文化

  • 「20%下がったら一部買い増し」
  • 「月1回の積立は変えない」
  • 「SNSは見ない」

など、自分の中でルールを決めておくことで、

不安の中でも“判断を預けられる”状態をつくります。

2. 未来の自分宛ての手紙を書く

「今は恐い。でも、これは長期投資の一部だ。必ず回復する。」

こういったメッセージを、あらかじめ“暴落時の自分”に向けて書いておく。

これは感情に支配される自分を、論理で引き戻すためのトリガーになります。

3. 現金の余力を保つ

すべてをフルインベストするのではなく、

「暴落時に使える現金」を一部確保しておく

これは心の余裕にもつながり、「下がっても買える」という視点を持ちやすくなります。

暴落の“あと”に何が待っているのか?

短期的に見れば、暴落は痛みしか感じません。

でも中長期で見れば暴落は成長の入り口です。

実際、リーマンショック後やコロナショック後には、株価はすべて回復し、むしろ過去最高値を更新しています。

つまり暴落とは…

一概には言えませんが、『暴落』というのは、

  • 安く買えるチャンス
  • 市場の“本当の価値”が明らかになる機会
  • 自分の投資姿勢を試される瞬間

“暴落=終わり”ではなく、“暴落=始まり”という視点を持つこと。

それこそが、長期投資家の武器になるのです。

初心者ができる“暴落時”の3つの行動指針

最後に、初心者が暴落にどう向き合うべきか。

今日から使えるシンプルな3つの行動を紹介していきます。

行動①:積立設定を変更しない

焦って売る・止めるのではなく、「今まで通りに積み立てる」ことが、最も堅実な選択肢です。

行動②:相場を見すぎない

暴落時は、1日に何度もチャートを見たくなります。

でも、それは不安を煽るだけ。

“月1確認”くらいの距離感が、ちょうど良いです。

行動③:少額での“買い増し”をしてみる

もし余裕があれば、1,000円や5,000円でもいいので

「恐いけど買ってみる」ことで、次回以降の暴落に向けた経験になります。

まとめ:暴落をチャンスに変えるために

暴落は、投資家にとって避けて通れないイベントです。

でも、それは“終わり”ではなく、“始まり”でもあります。

暴落で動ける人には特別な才能があるわけではありません。

彼らは「積立」「自分ルール」「感情の切り離し」など、日常の準備を徹底しているだけです。

初心者でもできる対策はたくさんあります。

  • 設定を崩さないこと
  • 相場を見すぎないこと
  • 不安でも少額で動いてみること

そうした積み重ねが、未来の自分を守る力になるはずです。

次回予告

『株価を見るべきか?|“数字”と上手に付き合う視点』

日々の値動きに一喜一憂してしまう…そんなあなたへ。

次回は、「株価との正しい距離感」について、一緒に深掘りしていきます。

「暴落のときこそ、未来を変える最高のチャンス。」

恐怖のなかで手を動かせるかどうかが、投資家としての“差”を生む。

📚 投資初心者のための講義シリーズ

初心者でも一から学べる「投資講義」シリーズを順番に読みたい方はこちらからどうぞ👇

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