
📘投資初心者のための講義シリーズ
このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。
~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~
こんにちは!
どうも、マイケルです!
~昨日の振り返り|“タイミングの不安”を解決する方法~
昨日の講義では「ドルコスト平均法」について解説しました。
相場の上下に関係なく、定期的に一定額を投資していくこの方法は、「いつ買えばいいかわからない…」という初心者の不安をやわらげてくれる強力な武器です。
さらに、“投資を生活習慣に変えていく”という意味でも、ドルコスト平均法はベースとして持っておきたい考え方でしたね。
今日の本題|「結局、いくら投資すればいいの?」という悩み
いざNISAを使って投資を始めようとしたとき、多くの人が最初にぶつかるのがこの疑問です。
- 「満額投資したほうが得なの?」
- 「少なすぎたら意味ない?」
- 「どれくらいが“普通”なの?」
今回はこのあたりのモヤモヤを、現実的な資金計画をもとにやさしく解きほぐしていきます。
今日も“積み上げ型投資”を実践中!
焦らず、無理せず、自分のペースで。
たった数千円でも「今日も投資した」という事実が、自信と習慣になっていく。
続けることでしか見えない景色を、日々つくっていきます。
目次
今日の取り組みテーマ
「いくら投資すればいい?」NISAの金額設定の考え方
無理に満額を目指す必要はない
新NISAは年間最大で“成長投資枠”240万円、“つみたて投資枠”120万円。
この数字だけ見ると「満額使わなきゃ損」と思いがちですが、最初からそこを狙う必要はありません。
大事なのは“自分の生活にフィットした金額”で始めることです。
たとえば、こんな金額設定でも十分です。
- 月1万円(年12万円)→投資習慣をつくる第一歩
- 月2万円(年24万円)→新NISAの年間投資枠の中で、自分に合ったペース
- 月5万円(年60万円)→資産形成スピードを少し上げたい人向け
「手取りの10%」を目安にしてみる
もっとも現実的なのが、『手取りの10%』を基準に考えること。
これは生活を圧迫せず、かつ将来に向けた蓄積としてもちょうど良いバランスです。
- 手取り20万円 → 月2万円投資
- 手取り25万円 → 月2.5万円投資
- 手取り30万円 → 月3万円投資
これを習慣にしていけば、5年後・10年後に確実な差が生まれます。
投資は“筋トレ”-額より継続がすべて–
NISAは投資額の多さを競うものではありません。
毎月継続して積み立てることが一番の力になります。
- 少額でも続ける → 精神的な耐性が育つ
- 積立額が自分に合っている → 途中でやめずに済む
- 習慣化される → 長期投資のリターンが得られる
焦らず、「毎月投資している自分をほめること」が何よりも価値ある成長です。
目的を設定すると、継続しやすくなる
なんとなく投資するのではなく、目的を持つことで習慣が定着しやすくなります。
たとえばこんな目標を立ててみましょう。
- 35歳で500万円貯めたい → 月3万円×10年+運用益
- 子どもの教育費に備える → 月2万円を長期積立
- 老後の資産づくり → 月5万円×20年で3000万円以上も可能
数字に意味が宿ると、行動にブレがなくなる。
これも投資の大事な技術のひとつです。
一言まとめ|「無理せず続ける」が最強の投資戦略
NISAは自分のペースで資産を積み上げていく仕組み。
焦らず、でも止まらず。
“続けられる金額”を選ぶことが、10年後に最も大きな差になります。
大切なのは、「投資している金額の大きさ」ではなく
「投資を続けている自分の強さ」
です。
次回予告
「投資信託、どれを選べばいい?」初心者に向けた銘柄選びの基本
NISA口座を開いて、毎月の投資額も決まった。
でも、いざ投資信託を選ぼうとすると、種類が多すぎて迷ってしまう。
そんな悩みに答えるべく、
次回は「銘柄選びで迷わない考え方」についてわかりやすく解説していきます。
投資は金額じゃない。習慣がすべてを変える。
迷わずいこう、自分で選んだこの道を。
📚 投資初心者のための講義シリーズ
初心者でも一から学べる「投資講義」シリーズを順番に読みたい方はこちらからどうぞ👇
- 【第1回】NISAってなに?
- 【第2回】投資信託ってなに?
- 【第3回】インデックス投資ってなに?
- 【第4回】S&P500と全世界株式の違い
- 【第5回】ドルコスト平均法とは?
- 【第6回】NISAはいくら投資すべきか? ← 今回の記事
- 【第7回】銘柄選びの考え方(次回予定)
📌 各回、約2,000字でじっくり学べる内容になっています。
ブックマークして繰り返し読むのがおすすめです!