投資日記

【投資日記#7】~投資初心者のための講義~第4回『S&P500と全世界株式、どっちを選べばいいの?』

📘投資初心者のための講義シリーズ

このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。

~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~

こんにちは!

どうも、マイケルです!

投資初心者のための講義シリーズも、今回で第4回目となりました!

前回は「インデックス投資とは何か?」について解説しました。

市場全体に乗る

つまり、“平均点を狙う戦略”がインデックス投資の本質だ、という話でしたね。

でも、その“市場”って、具体的にどこを指すのでしょうか?

アメリカ?それとも、世界全体?

ということで今回は、「S&P500と全世界株式、どっちを選べばいいのか?」という、初心者なら誰もが一度は悩むテーマについて語っていきます。

 前回のふりかえり:インデックス投資の本質とは?

前回の講義では、「インデックス投資とは何か?」というテーマで、投資の原理原則を深掘りしました。

一言で言えば、インデックス投資=市場全体に乗る戦略。

平均点を狙いにいく堅実なスタイルです。

そして多くの人がここで最初にぶつかる壁が、こういう問いです。

「で、何のインデックスに乗ればいいの?」

この答えとしてよく登場するのが

  • S&P500(エスアンドピー・ファイブハンドレッド)
  • 全世界株式(オルカンやVTなど)

この2つです。

今日は、この2つを比較しながら、投資初心者としての“最初の1本”をどう選ぶかを一緒に考えていきます。

S&P500と全世界株式ってなんだ?

まずは、それぞれの正体をざっくり整理しておきましょう。

S&P500とは?

アメリカの代表的な企業500社に分散投資する指数。

  • Google
  • Apple
  • Meta(旧Facebook)
  • Amazon
  • Microsoft

など、超巨大企業がずらり。

つまり「アメリカ経済そのもの」に投資するイメージです。

✔ 株式コードで言えば「VOO」や「IVV」などのETF

✔ 投資信託なら「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が人気

全世界株式とは?

その名の通り、地球全体に投資するインデックス。

アメリカはもちろん、日本・ヨーロッパ・新興国まで含めて、世界中の企業に分散投資しています。

✔ ETFなら「VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)」

✔ 投資信託なら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が王道

S&P500と全世界株式を比較

では、ここからは本題です。

S&P500全世界株式の特徴を、表で比較してみます。

比較項目S&P500全世界株式
投資対象アメリカの代表500社世界中の約9,000社
米国の比率約100%約60%(アメリカ)+残り(日本・欧州・新興国など)
成長性(過去20年)高いやや控えめ
リスク分散米国に集中地理的に広く分散
為替の影響USD中心複数通貨に分散(実質的にほぼUSD)
管理コスト(信託報酬)低い(0.1%前後)やや高め(0.1〜0.2%前後)
投資初心者の扱いやすさ◎(シンプル)◎(積立にも対応)
S&P500と全世界株式の比較表

結局どっちを選べばいいの?

ここが最大の悩みどころなんですよね。

でも実は「どっちが正解か」ではなく、どっちを信じて長く持ち続けられるかが最重要です。

それぞれのメリットと向いている人のタイプを整理してみました!

S&P500が向いている人

S&P500が向いている人
  • アメリカ経済の成長を信じている
  • とにかく高パフォーマンスを狙いたい
  • 投資対象をシンプルにしたい
  • 「世界=アメリカ」と割り切れるタイプ

アメリカは過去も現在も、イノベーションの中心にいます。

特にGAFAMのような企業の影響力を信じるならS&P500はかなり有力な選択肢です。

全世界株式が向いている人

全世界株式が向いている人
  • 特定の国に集中するのが不安
  • 世界経済の長期的な成長に期待したい
  • 投資初心者でまずは広く分散したい
  • 将来、国のパワーバランスが変わっても対応したい

たとえば「アメリカの覇権が今後も続くとは限らない」と考えるなら、全世界株式の方が安心です。

中国・インド・新興国の台頭まで織り込んだポートフォリオになります。

僕の選択と考え

僕自身、最初は「全世界株式(オルカン)」から始めました。

理由はシンプルです。

  1. 投資初心者として「とにかく分散したかった」
  2. どこの国が伸びるか分からなかった
  3. アメリカ1国集中が不安だった

ただ、しばらく運用していく中で、「やっぱりS&P500のリターンは強い」と感じるようになりました。

実際、世界株の中でもアメリカの割合は6割以上であり、結局アメリカに引っ張られている構造なんですよね。

なので今は、

  • 新NISAの「つみたて投資枠」ではオルカン(全世界株式)をコアに。
  • 「成長投資枠」ではS&P500(米国株)をサテライト的に。

という形で、ひとつのNISA口座の中で両方を持っています。

今日のまとめ:正解は「自分が信じて続けられるもの」

S&P500と全世界株式。

初心者が最初に悩むこの選択に、絶対的な「正解」はありません。

大事なのは、

  • 自分の考えや価値観に合った方を選ぶこと
  • その選択を長く続けられること
  • 市場から降りないこと

投資は「継続」がすべてです。

どっちを選んでも、愚直に積み立てを続ければ、それはもう一歩ずつ、経済的自由に近づく道です。

🧠 マイケルの気づきコーナー

「自分にとっての“安心できる方”を選ぶのが一番の成功戦略。」

どんなにリターンが高くても、途中で不安になってやめてしまったら意味がない。

逆に、「これなら信じて積み立てられる」と思える銘柄に出会えたとき、投資はグッと安定して続けやすくなる。

次回予告(第5回)

次回のテーマは、

「ドルコスト平均法とは?なぜ投資初心者に有効なのか?」

積立投資の基本にして、最強の武器。

“時間を味方につける”考え方を、じっくり解説します。

信じた道を、信じ続けられるか。

それが投資のすべてだ。

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