
📘投資初心者のための講義シリーズ
このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。
~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~
こんにちは!
どうも、マイケルです。
前回の講義では、「なぜ今、投資が必要なのか?」というテーマをお届けしました。
第2回の今回は、初心者が最初につまずきやすいけれど、絶対に避けて通れないテーマ
「投資信託とは何か?」
をわかりやすく解説します。
目次
投資信託とは?
投資信託は、簡単に言うと
「お金をまとめてプロに運用してもらう仕組み」
です。
- 自分で株や債券を選ばなくてもOK
- プロがいろんな資産に分散して投資してくれる
- しかも、100円〜という少額から始められる
つまり、初心者にとって“理想のスタート地点”なのです。
具体的にどんな仕組み?
たとえば、あなたと1000人がそれぞれ1万円を出して、1,000万円を作ったとしましょう。
そのお金を投資のプロが、株や債券、不動産などに分散して運用します。
得られた利益は、出資額に応じて分配。
このようにして「投資をプロに任せる仕組み」が投資信託です。
投資信託の3つのメリット
① 少額からスタートできる
多くの投資信託は100円から購入可能。
貯金が少なくても、無理せず投資を始められます。
② 分散投資が自動でできる
投資信託は、1つの商品で複数の株や債券に分散投資してくれます。
リスク分散の基本が、商品を買うだけで実現できます。
③ 手間がかからない
自分で売買タイミングを決める必要がなく、自動積立も可能。
感情に左右されにくい「仕組み化された投資」ができます。
どんな商品を選べばいい?初心者はここを見るべし
投資信託は数千種類ありますが、初心者が見るべきポイントはこの3つ。
インデックス型かどうか
- 市場平均に連動するシンプルな仕組み
- 長期的に安定したリターンを狙える
- S&P500、全世界株式が代表的
信託報酬(手数料)が安いか
- 年間0.1〜0.2%台の商品を選ぶとコスト負担が少ない
- 「eMAXIS Slim」や「SBI・Vシリーズ」が人気
新NISA対応かどうか
- 金融庁が選んだ“優良商品”だけが対応
- 税金ゼロで資産形成できるので初心者におすすめ
僕が実際に使っている投資信託
僕自身が最初に購入したのは、以下の2つになります。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
どちらも手数料が安く、長期目線でコツコツ積み立てるのに最適。
「世界経済が成長すれば、自分の資産も育つ」そんな感覚で続けています。
よくある質問をサクッと解決
Q. 元本割れはありますか?
~答え~
もちろんあります。
投資なので「損をする可能性」もゼロではありません。
でも、長期・分散・積立を意識すれば、大きな損失になるリスクは下げられます。
Q. 毎月いくらから始めればいい?
~答え~
まずは月1,000円〜3,000円程度でもOK。
最初は金額よりも「続けること」のほうが大事です。
投資信託×NISA=初心者に最強の組み合わせ
投資信託は、NISAと非常に相性が良いです。
- 非課税で利益を受け取れる
- 少額からコツコツ投資できる
- 自動積立が可能なので放置でもOK
つまり、「時間」と「仕組み」の力を味方につけられるわけです。
投資信託の注意点も知っておこう
完璧な金融商品は存在しません。
もちろん、投資信託にも注意点はあります。
- 手数料の高い商品もある(避けるべき)
- 中には“ぼったくり”に近い商品も(だから新NISA対応商品が安心)
- 短期売買には向いていない
だからこそ、「自分で選ぶ基準」を持つことが大切です。
マイケルの気づきコーナー
- 投資信託は“資産形成の自動化”ツール
- 大切なのは「完璧な商品を選ぶこと」ではなく「続けること」
- 投資は、自分を信じて未来に賭けること
今日のまとめ
最初の一歩に“ちょうどいい”のが投資信託
- 投資信託はプロに任せて分散投資ができる仕組み
- 少額スタート・自動積立が可能で初心者にやさしい
- 積立NISAと組み合わせれば、非課税で資産形成できる
- 最初は「全世界」や「米国インデックス」を選ぶだけでOK
次回予告
「インデックス投資とは?」を超わかりやすく解説していきます!
第3回では、投資信託の中でも特に注目されている
「インデックス投資」について、初心者向けに丁寧に解説します。
- アクティブ投資と何が違うの?
- S&P500ってどんな指標?
- どんな人に向いてる?
そんな疑問に、わかりやすくお答えします!
誰かに任せるんじゃない。
自分で未来の土台を作るのが、投資だと思う。