📘 この企画について
「毎日読書、人生に効く書籍紹介」は、ストイックに毎日一冊、本気で選んだ“人生に効く本”を紹介する連載企画です。
仕事・習慣・副業・自己成長に効く一冊を、実践的な視点で深掘りしています。

こんにちは!

どうも、マイケルです!

この書籍はこんな人におすすめ!
  1. 「明日から本気出す」が毎日の口癖になっている人
    やる気はあるのに、ついスマホやYouTubeに逃げてしまう自分を変えたい方に最適です。
  2. 完璧主義すぎて、準備だけで力尽きてしまう人
    「100点じゃないと意味がない」と考えて最初の一歩が重くなっている人の肩の力を抜いてくれます。
  3. 「自分は意志が弱い人間だ」と自己嫌悪に陥りやすい人
    精神論ではなく「仕組み」の問題だと気づけるので、自信を取り戻したい人に刺さります。
  4. 副業や投資、資格勉強など「新しい挑戦」を先延ばしにしている人
    やりたいことはあるけれど、何から手をつければいいか分からず足踏みしている人の背中を押します。
  5. 常にタスクに追われていて、心に余裕がない人
    効率的な優先順位の付け方や、脳のメモリを解放するコツを知って、自由な時間を増やしたい人におすすめです。

どれか1つでも当てはまるなら、

この本の中に、あなたの悩みを軽くするヒントがきっとあります。

第33回に紹介する書籍はこちら。

「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法 [ イ・ミンギュ ]

価格:1848円
(2026/2/16 20:40時点)

目次

なぜ私たちは「分かっているのに動けない」のか?

  • 明日こそは勉強しよう
  • 来月こそは投資の勉強を始めて資産運用を本格化させよう
  • 毎日何かしてみよう

僕たちは常に、自分をより良くするための「計画」を立てます。
しかし、その計画が実行に移される確率は、驚くほど低いのが現実です。

心理学者のイ・ミンギュさんは、本書『「後回し」にしない技術』の中で、一つの残酷な真実を突きつけます。

成功者とそうでない者の唯一の差は
能力でも学歴でもなく、『実行力』である

この書評では、6,000文字というボリュームを使い、本書が提示する「実行力のメカニズム」と、僕たちが明日から……。いや、「今日、この瞬間から」すぐやる人に変わるための20の具体的な技術を徹底的に解説します。

第1章|実行力を司る「3つのフェーズ」を理解する

イ・ミンギュさんは、実行力を単なる「行動」として捉えるのではなく、以下の3つの段階に分解して説明しています。

この全体像を把握することこそが、最初の一歩です。

多くの人は「実行」だけに注目しますが、実は「決心」の段階での設計ミスや、「維持」の仕組み不足が原因で挫折しています。

この3つの車輪が揃って初めて、人生という車は前に進み始めます。

第2章|【決心フェーズ】迷いを断ち切る7つのメソッド

行動できない人の多くは、行動する前に「迷い」というエネルギー漏れを起こしています。

1. 逆算スケジューリング(バックワード・プランニング)

「今日から頑張る」ではなく、「締め切り日」から逆算して計画を立てます。

ゴールから現在地を見ることで、「今この瞬間にこれをやらなければ間に合わない」という健全な危機感を生み出します。

2.「最悪のシナリオ」を想定する

ポジティブシンキングの罠を指摘します。

「やればできる」と楽観視するのではなく、「やらなかった場合にどのような悲惨な未来が待っているか」を鮮明にイメージします。

恐怖やリスクを回避したいという本能を、行動の着火剤にするのです。

3. 公開宣言効果(パブリック・コミットメント)

自分の目標を周囲の人やSNSで宣言します。

人間には「自分の言動を一致させたい」という一貫性の原理が働くため、宣言することで引くに引けない状況を作り出せます。

4. 「もし〜なら、その時は〜する」を決めておくる

「If-Thenプランニング」と呼ばれる心理学の手法です。

  • 朝起きたら、まずパソコンを開く
  • 電車に乗ったら、本を開く

など、行動を条件付けしておくことで、脳が迷う余地をなくします。

5. 目標を細分化する(チャンクダウン)

「1万字のレポートを書く」は重すぎますが、「最初の1行を書く」なら可能です。

目標を極限まで小さく分解し、脳が「これなら勝てる」と思えるレベルまでハードルを下げます。

6. 意味を見出す(リフレーミング)

「やらされている仕事」を「自分のスキルアップのための修行」に捉え直します。

行動の背後にある「なぜ(Why)」を深掘りし、自分なりの価値を見出すことで、内発的な動機付けを行います。

7. 助けを求めることを恥じない

自分一人の意志力には限界があります。

詳しい人に聞く、あるいは環境を借りる。

他者の力を借りることは、立派な「実行技術」の一つです。

第3章|【実行フェーズ】重い腰を上げるための7つのメソッド

決心がついても、いざ動こうとすると「面倒くさい」という感情が襲ってきます。

これを突破する技術です。

8. 2分ルール

2分以内に終わることは、その場ですぐにやるという鉄則です。

メールの返信
ゴミ出し
書類の整理

小さなタスクを溜めないことが、脳のメモリを解放し、大きな仕事への集中力を生みます。

9.「まずは1分だけ」と自分を騙す

脳には、やり始めるとやる気が出る「作業興奮」という仕組みがあります。

やりたくない時こそ、1分だけやって、嫌ならやめてもいい」と自分に許可を出してスタートさせます。

10. 誘惑の遮断(環境設計)

意志力でスマホの誘惑に勝つのは不可能です。

スマホを別室に置く
通知を切る

物理的に誘惑を排除することこそが、最も賢い実行力の使い方です。

11. デッドライン(締め切り)の魔法

パーキンソンの法則(仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する)を逆手に取り、自分自身に短い制限時間を設けます。

「30分でこれを終わらせる」とゲーム化することで、集中力を極限まで高めます。

12.「完璧主義」という病を捨てる

後回しにする人の多くは、実は完璧主義者です。

「完璧に準備が整ってから」と考えているうちにチャンスは逃げます。

60点の出来でいいから、まずは形にする」というスタンスが、結果的に最高の結果を生みます。

13. スモール・リワード(自分へのご褒美)

タスクを完了するたびに、自分に小さな報酬を与えます。

「この資料が終わったらコーヒーを飲む」といった即時的な報酬が、脳のドーパミンを放出し、次の行動への意欲を作ります。

14. ツァイガルニク効果の活用

人間は「中途半端に終わっていること」を強く記憶し、完結させたいという欲求を持ちます。

大きな仕事はあえて区切りの悪いところで中断することで、次回の再開をスムーズにします。

第4章|【維持フェーズ】三日坊主を卒業する6つのメソッド

最後は、行動を継続し、習慣化するための戦略です。

15. 自己イメージの上書き

「自分は後回しにする人間だ」というセルフイメージを捨て、「自分はすぐやる人間だ」と定義し直します。

セルフイメージが変われば、選択する行動が自然と変わります。

16. プロセス・シミュレーション

結果(成功)をイメージするだけでなく、成功に至るまでの過程で起こる困難を具体的にシミュレーションします。

あらかじめ壁を想定しておくことで、いざという時に心が折れなくなります。

17. モニタリング(記録)

『自分の行動』を数値化して記録します。

  • カレンダーにチェックを入れる
  • アプリでログを取る

進歩が目に見える化されることで、自己効力感が高まり、『継続』が楽しくなります。

18. 良き伴走者(メンター・仲間)を見つける

同じ志を持つ仲間や、アドバイスをくれるメンターの存在は、維持フェーズにおいて最強のブースターとなります。

コミュニティに所属することも有効な手段です。

19. 失敗を「データ」として扱う

一度できなかったからといって「自分はダメだ」と投げ出さないこと。

なぜできなかったのかを客観的に分析し、仕組みを修正する。

失敗は成功のための実験データに過ぎません。

20. 最後にモノを言うのは「目的意識」

「何のためにこれをやっているのか?」という原点に常に立ち返ります。

強い目的意識があれば、一時的な感情の波に左右されず、淡々と継続することができます。

第5章|【ケーススタディ】現代人が直面する3つの壁を突破する

本書の教えを、私たちの日常にどう具体的に当てはめるべきか。

3つの典型的な例を見ていきましょう。

シナリオA:投資や資産運用を始めたいが、怖くて動けない

多くの方が「いつかは」と言いつつ、相場の変動を恐れて踏み出せません。

対策

メソッド5(細分化)を使い、「まずは証券口座を開設するだけ」を今日の目標にします。メソッド2(最悪のシナリオ)を使い、「もしインフレが続き、何もしなかったら老後にどうなるか」を直視し、動かざるを得ない理由を作ります。

シナリオB:ブログやYouTubeを始めたいが、準備が終わらない

「もっと知識をつけてから」「機材を揃えてから」というのは完璧主義の罠です。

対策

メソッド12(完璧主義を捨てる)を適用し、まずはスマホ一台で、30点の記事を公開してみる。メソッド3(公開宣言)を使い、周囲に「今週中に1記事書く」と宣言してしまいます。

シナリオC:仕事のタスクをいつも期限ギリギリまで残してしまう

対策

メソッド1(逆算スケジューリング)で中間締め切りを作り、メソッド8(2分ルール)で細かなメール返信を即座に処理します。脳の「やり残し」を減らすことで、メインの仕事に全精力を注げるようになります。

まとめ|実行力とは「自分を愛する技術」である

イ・ミンギュさんの言葉を借りれば、実行力とは単に「仕事を早く終わらせるためのツール」ではありません。

それは、自分で自分を信じられるようになるためのプロセスです。

  • 決めたことを実行できる自分
  • 誘惑に勝てる自分
  • 失敗しても立ち上がれる自分

その積み重ねが、揺るぎない自己肯定感を作り上げます。

後回しにしない技術を身につけることは、自分の人生の主導権を自分に取り戻す儀式なのです。

本書に書かれている20の方法を、一度にすべてやる必要はありません。

まずは今、この瞬間に、メソッド8(2分ルール)を一つだけやってみる

その小さな一歩が、あなたの人生を劇的に変える巨大な歯車の第一回転となるはずです。

「いつか」という日は、カレンダーには存在しません。
存在する唯一の日は、今日。そして「今」この瞬間だけです。

さあ、あなたはこの記事を閉じた後、まず何から始めますか?

「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法 [ イ・ミンギュ ]

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