#16|毎日読書、人生に効く書籍紹介『神時間術』~努力を増やさず、人生を前に進める“時間の使いどころ”~
📘 この企画について
「毎日読書、人生に効く書籍紹介」は、ストイックに毎日一冊、本気で選んだ“人生に効く本”を紹介する連載企画です。
仕事・習慣・副業・自己成長に効く一冊を、実践的な視点で深掘りしています。
「時間がない」のではなく、「使える時間を捨てているだけかもしれません。」
こんにちは!
どうも、マイケルです!
「忙しいのに、なぜか人生が進んでいる実感がない」
この感覚は、決して怠けている人だけが抱くものではありません。
むしろ、
真面目で、責任感が強く、
毎日を必死に生きている人ほど、
この違和感を抱えています。
本書『神時間術』は、その原因を「根性」や「意識の低さ」に求めません。
あくまで脳の仕組みと時間の配置ミスとして捉えます。
この視点だけで、
時間に対する向き合い方が一変しました。
では、なぜ僕たちは、
これほど真面目に生きているにもかかわらず、
「時間が足りない」「前に進めていない」と感じてしまうのでしょうか。
頑張っていないわけではありません。
むしろ、多くの人は頑張りすぎています。
それでも成果が出ないとしたら、
問題は努力の量ではなく、
努力を置いている“時間帯”そのものにあるのかもしれません。
『神時間術』はまず、
この違和感の正体をはっきりさせるところから始まります。
そして最初に突きつけてくるのが、
「時間がない人ほど、時間の使い方を間違えている」
という、少し耳の痛い事実です。
それではここから、第1章が始まります。
- 毎日忙しいのに、なぜか前に進んでいる実感がない人
やることは多いのに、成果や手応えが残らない。その原因を「努力不足」ではなく「時間の使いどころ」から見直したい人に向いています。 - 朝の時間をうまく使えていないと感じている人
起きてからなんとなくスマホを見てしまい、大事なことが後回しになる。その流れを変えたい人に、具体的な視点を与えてくれます。 - 夜型の生活や、夜遅くまでの努力に限界を感じている人
頑張っているのに疲労だけが残る。その違和感に心当たりがある人ほど、本書の考え方は深く刺さるはずです。 - 勉強・発信・仕事など、アウトプットを習慣化したい人
学んで終わりではなく、「形に残る行動」を積み上げたい人にとって、ゴールデンタイムの考え方は強力な武器になります。 - 頑張りすぎずに、長く続く生活リズムを整えたい人
気合や根性に頼らず、脳の性質に沿った無理のない時間設計をしたい人におすすめです。
どれか1つでも当てはまるなら、
この本の中に、あなたの悩みを軽くするヒントがきっとあります。
第16回に紹介する書籍はこちら。
神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す [ 樺沢紫苑 ] 価格:1870円 |
マンガでわかる『神・時間術』 ヒーローお姉さん、最強の時間操作スキルで働き方改革します!! [ 樺沢 紫苑 ] 価格:1650円 |
目次
第1章|時間がない人ほど「時間術」を間違えている
時間が足りないと感じたとき、
多くの人は反射的に「足す」方向へ向かいます。
睡眠を削す
予定を詰め込む
休日も何かをしなければと焦る
一見、前向きに見える行動ですが、
本書はここに大きな落とし穴があると指摘します。
人間の脳は、
長時間使えば使うほど成果が出る構造ではありません。
むしろ、
- 疲労が溜まる
- 判断が雑になる
- 集中が途切れやすくなる
という負のスパイラルに入っていきます。
その結果、
「一日中動いていたのに、何も残っていない」
という感覚だけが強化されていく。
本書が伝えているのは、
時間を増やす発想そのものを疑うことです。
重要なのは、、、
どれだけ長くやったかではなく、
脳が最も働く時間帯に、何を置いたか。
ここを間違えている限り、
どんなに頑張っても報われにくいのです。
第2章|すべてのカギは“ 脳のゴールデンタイム ”にある
『神時間術』の核心は、
脳のゴールデンタイムという概念にあります。
これは、集中力・記憶力・思考力が無理なく高まる時間帯のことです。
樺沢さんは、
それを『起床後2〜4時間』と定義しています。
この時間帯は、
気合を入れなくても頭が回り、
判断が冴え、
アウトプットの質が自然と高まります。
しかし多くの人は、この貴重な時間を
- スマホの通知処理
- どうでもいい情報収集
- 惰性のルーティン
に使ってしまいます。
その結果、
本当にやりたいことは後回しになり、
夜に疲れ切った状態で手をつける。
本書は、この流れを
人生の慢性的な停滞構造として捉えています。
ゴールデンタイムとは、
「空いていたら使う時間」ではありません。
先に確保し、人生の中核を置く時間です。
第3章|朝を制する人が、人生を制する理由
本書が朝を重視する理由は、
意識が高いからでも、ストイックだからでもありません。
朝は、脳のコンディションが最も整っている時間帯だからです。
朝の脳はに関しては
睡眠によって情報が整理され
感情がリセットされ
外部刺激も少ない
という、理想的な状態にあります。
夜になると、
「これで合っているのか」
「本当に意味があるのか」
と迷いが増えます。
一方、朝は
迷う前に手が動く。
朝を制するとは、
努力量を増やすことではありません。
朝を制するとは、
迷いと消耗を減らす選択なのです。
第4章|夜型努力」が人生を消耗させる
夜遅くまで頑張ると、
「自分はちゃんとやっている」という安心感が得られます。
しかし本書は、その安心感こそが
もっとも危険だと指摘します。
夜の脳は
判断力が低下し
感情が過剰になり
自己否定に傾きやすい
状態です。
この状態で行った努力は、
- 成果につながりにくい
- 疲労だけが残る
- 翌日の集中力を奪う
という結果を招きます。
夜に本当にやるべきことは、
未来を変える作業ではありません。
夜に本当にやるべきことは、
翌日のゴールデンタイムを守る行動です。
第5章|集中力を破壊する最大の敵は「スマホ」
集中できない理由を、
意志の弱さに求めてしまう人は多いです。
ですが本書は、
その考え方をはっきり否定します。
問題は意志ではなく、
環境設計です。
スマホは、
- 通知
- 無限スクロール
- 即時報酬
によって、脳を断続的に刺激する構造になっています。
一度集中が切れると、
元の状態に戻るまで10分以上かかる。
つまり、
「ちょっと見る」は存在しません。
集中できない自分を責めるより、
集中できない環境を疑う。
この視点は、とても現実的です。
第6章|アウトプットこそが、人生を前に進める
本書は、
インプット中心の生活にも警鐘を鳴らします。
学んでいるのに変わらない
知っているのに進まない
その原因は、
アウトプット不足です。
読む
聞く
考える
だけでは、人生は動きません。
- 書く
- 話す
- 行動する
という形で外に出して、
初めて現実が変わります。
ゴールデンタイムは、
知識を増やす時間ではなく、
人生に痕跡を残す時間なのです。
第7章|“ やらないこと ”を決める勇気
時間が足りない人ほど、
すべてを抱え込もうとします。
しかし本書は、やらないことを決める重要性を繰り返し説きます。
- 断る
- 削る
- 手放す
これらは逃げではありません。
人生の優先順位を明確にする行為です。
やらないことを決められない限り、
本当に大切なことは、
いつまでも後回しになります。
第8章|習慣が、時間の質を決める
一時的なやる気では、
時間の使い方は変わりません。
だからこそ本書は、
『習慣』という仕組みに注目します。
- 起床時間
- 朝の流れ
- 夜の締め方
これらを固定することで、
ゴールデンタイムは自然と守られます。
時間術とは、
人生を縛るものではなく、
人生をラクにするための設計です。
時間を整えることは、人生を雑に扱わないこと
『神時間術』を読み終えて、僕の中に残ったのは、
「もっと頑張らなければ」という焦りではありませんでした。
むしろ
もうこれ以上、無理に自分を追い込まなくていいのかもしれない
という静かな安心感です。
多くの時間術の本は、効率や生産性を高めることで、
時間をねじ伏せるような生き方を勧めます。
ですが
本書の『神時間術』が伝えているのは、、、
時間と戦うことではなく、
脳の性質に沿って生きることの大切さ
僕たちはよく「時間が足りない」と口にしますが、
本当に足りないのは時間ではなく、
脳がまともに働かない時間帯に、
大事なことを詰め込みすぎているだけなのかもしれません。
疲れ切った夜に考え、決断し、前に進もうとする。
この積み重ねが、知らず知らずのうちに人生を重くしていたのだと思います。
本書が示す解決策は、とてもシンプルです。
- 脳がいちばん冴える時間帯に、人生を前に進める行為を置くこと
- そして、それ以外の時間は回復と準備に使うこと
- 努力を増やすのではなく、消耗を減らす
それだけで、同じ一日がまったく違う手応えを持ち始めます。
時間を制するという言葉から、
管理されたストイックな人生を想像する人もいるかもしれません。
ですが『神時間術』が描いているのは、
迷いが減り、自己嫌悪が減り
一日を静かに終えられる人生です。
もしこの本から一つだけ実践するなら、
明日の朝、起きて最初の時間を、
自分の人生を前に進めることに使ってみてください。
完璧でなくて構いません。量も必要ありません。
ただ
一番良い時間を、一番大事なことに使う。
これだけで、毎日の感覚は確実に変わります。
『神時間術』は、派手に人生を変える本ではありません。
ですが
日々の消耗を静かに減らし、
確実に前へ進ませてくれる一冊です。
頑張りすぎている人にこそ、
そっと手渡したくなる本だと感じました。
神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す [ 樺沢紫苑 ] 価格:1870円 |
マンガでわかる『神・時間術』 ヒーローお姉さん、最強の時間操作スキルで働き方改革します!! [ 樺沢 紫苑 ] 価格:1650円 |
📚 書評日記シリーズ|人生に効く本だけ、集めました
読書は、知識だけじゃなく“生き方”も整えてくれる。
このシリーズでは、僕自身が読んで心動かされた本、明日からの行動が変わった本だけを、厳選して紹介しています。
今の気分に合いそうな一冊があれば、ぜひ読んでみてください👇
- #1『世界の一流は「休日」に何をしているのか』| 休むとは、整えること
- #2『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』| 疲れた夜に未来を仕込め
- #3『明るい人の科学』| “明るさ”は才能じゃない
- #4『STOIC 人生の教科書ストイシズム』| 外に振り回されない生き方
- #5『一流の人に学ぶ心の磨き方』|一流の人は、心を磨き続ける
- #6『悩まない人の考え方』|思考を整えれば、心は軽くなる
- #7『エッセンシャル思考』|本当に大事なことをやれ
- #8『愛とためらいの哲学』|愛するとは“覚悟”である
- #9『頭のいい人が話す前に考えていること』|会話が変わると、人生が動き出す
- #10『命の燃やし方』|結果より今日の選択
- #11『自分の中に毒を持て』|無難に生きるな
- #12『59-60 奥田民生の仕事/友達/遊びと金/健康/メンタル』|力まず、やり切る
- #13『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』|“すぐやる人”は才能じゃない
- #14『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』|押すか、引くか。勝負眼の正体とは
- #15『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』|今日の2時間が、未来をつくる
- #16『神時間術』|努力を増やさない時間術← 今回の記事
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