#12|毎日読書、人生に効く書籍紹介『59-60 奥田民生の仕事/友達/遊びと金/健康/メンタル』~“がんばらない”という才能が、人生を整えてくれる~
📘 この企画について
「毎日読書、人生に効く書籍紹介」は、ストイックに毎日一冊、本気で選んだ“人生に効く本”を紹介する連載企画です。
仕事・習慣・副業・自己成長に効く一冊を、実践的な視点で深掘りしています。
力を抜ける人間こそ、本当の意味で“強い”のかもしれない。
目次
“がんばりすぎない”という才能
こんにちは!
どうも、マイケルです!
今回紹介するのは、奥田民生さんのエッセイ集『59-60 奥田民生の仕事/友達/遊びと金/健康/メンタル』。
ユニコーンやソロ活動など、音楽シーンの第一線で活躍してきた奥田さんが、59歳から60歳にかけて綴った「日常」と「生き方」の記録です。
タイトルの通り、本書のテーマは
- 「仕事」
- 「友達」
- 「遊び」
- 「金」
- 「健康」
- 「メンタル」
つまり、人生のすべて。
しかしそこにあるのは、説教でも自己啓発でもなく、彼らしい自然体の視点です。
力まず、背伸びせず、でも芯はある
読んでいて、じわじわと心が軽くなる。
そして不思議と、「このままでいいんだ」と思える。
この本は、そんな魔法のような効能を持つ、奥田民生の“人生処方箋”です。
- 頑張りすぎて疲れてしまった人
- 友達や人づきあいに悩んでいる人
- 自由に働きたい・生きたいと思っている人
- “孤独”と“自由”のバランスに悩んでいる人
- 自分らしさを、取り戻したいすべての人へ
どれか1つでも当てはまるなら、
この本の中に、あなたの悩みを軽くするヒントがきっとあります。
第12回に紹介する書籍はこちら。
59-60 奥田民生の 仕事/友達/遊びと金/健康/メンタル [ 奥田 民生 ] 価格:1760円 |
第1章|仕事は“適当に本気”がちょうどいい
奥田民生さんの仕事論は、世間の常識とは少し違います。
「全力でがんばれ」とも言わなければ、
「好きなことだけやれ」とも言わない。
そこには、“無理せずにやるけど、やるからにはちゃんとやる”という姿勢があります。
別にいつ辞めてもいいけど、頼まれたらやる。
そりゃ、やるからには手は抜かないよ
音楽業界に身を置きながらも、奥田さんは「売れること」や「ヒット」にあまり執着していないように見えます。
むしろ、「自分が楽しんでるかどうか」が基準。
それでも第一線で活躍し続けているのは、“自分なりのリズム”を誰よりも大切にしているからなのでしょう。
奥田さんの“適当力”は、ただのラクではない。
余計なことにとらわれず、本質に集中するという意味での“鋭さ”でもあるのです。
頑張りすぎない“余白”のある働き方が、結果的に長く続く。
そして、その余白が創造性を生むのかもしれない。
第2章|友達づきあいに“答え”なんていらない
SNS時代の今、「友達関係がしんどい」と感じる人も多いのではないでしょうか。
そんな悩みに対して、奥田さんの答えはとてもシンプルです。
「友達って、会ったときに“ああ、友達だな”って思えればそれでいい」
何気ないようで、とても本質的な言葉です。
無理して連絡を取り続ける必要はないし、付き合いの“正解”なんて存在しない。
- 「その人のことを思い出せるか」
- 「会って自然に話せるか」
それだけでいいというメッセージは、人間関係に疲れた心にしみ渡ります。
奥田さんの交友関係は、“群れる”こととは違うんです。
「つながっている感覚」を重視するからこそ、離れていても関係が切れない。
友達関係に「努力」や「義務感」はいらない。
気づいたらつながってる。それが本物の縁なんだと思う。
第3章|“遊び”が人生の質を決める
- 釣り
- バイク
- DIY
- レコード集め
奥田さんの遊びは、どれも“本気でゆるい”のが特徴です。
「遊びを真剣にやってると、仕事もちゃんとできるようになる」
この言葉には、長年『遊び』と『仕事』を地続きにしてきた人ならではの説得力があります。
「好きなこと」はただの趣味ではなく、人生のベース。
遊びと仕事に境界線を引かず、どちらも楽しみ尽くす姿勢が、奥田さんのエネルギー源です。
彼が「めんどくさい」とよく言うのも、“こだわりすぎないこと”への美学。
ただし、やると決めたらトコトンやる。
このギャップが奥田流です。
“趣味”や“遊び”は、人生の逃げ場でもあり、創造の源でもある。
本気の遊びは、人生を豊かにする投資。
第4章|お金の価値は“安心感”で測る
「老後資金は2000万円」などと騒がれる現代において、奥田さんのスタンスは驚くほどあっさりしています。
「お金があっても不安だし、なくてもなんとかなったりする」
印税や収入の波、そして音楽業界の現実を語る中でも、彼が大切にしているのは、「不安にならない仕組み」を持つこと。
- 手作りのスタジオ
- 身の丈に合った仕事量
- 誰かに頼らずやれる環境
それは“贅沢”とは真逆の、“セルフマネジメント”の発想です。
お金に対する安心は、金額ではなく「自分なりのコントロール感」で決まる。
第5章|健康とは“無理しない”を続けること
「健康を保つコツは?」と聞かれた奥田さんの答えは、いつもシンプルです。
「ちゃんと寝る、ちゃんと食べる、無理しない」
誰もが知ってる“正解”を、誰よりも自然体で実行している。
年齢とともに「体力に任せられない」という気づきがあり、自分なりのペースを確立しているのが彼の強さです。
- ライブのための体調管理
- 遊びすぎないバランス感覚
- 頑張らないけどサボらない
それが奥田さんのより良い“健康との付き合い方”でもあります。
「無理がきかなくなる」のではなく、「無理をやめられるようになる」ことが成熟なのかもしれない。
第6章|メンタルは“自分の声”を聴くことで守れる
「人にどう見られるか」よりも、「自分がどう在りたいか」
奥田さんのメンタルの保ち方は、徹底的に“自分軸”です。
「まあいいや、って思うようにしてる」
彼は、落ち込みすぎないこと・抱えすぎないことを美学としているように思います。
完璧を求めず、「今日がダメでも明日やればいい」
そのくらいのゆるさが、かえって強さになるのです。
また、「情報を追いすぎない」「声をあげすぎない」という“静かな主張”も、この時代にこそ必要な考え方かもしれません。
“気にしない”は逃げではない。それは、自分に向き合うための余白。
第7章|自由の裏にある、民生の孤独
「自由で気楽そう」という印象が強い奥田さん。
でも本書を通して感じたのは、その裏にある“孤独”と“覚悟”です。
誰にも頼らない。
自分で決めて、自分で責任を取る。
それは、自由と引き換えに引き受けた“孤高の姿勢”でもあります。
「一人で行動することが多い。人といると気を使うから」
そう語る彼は、人間関係の距離感も、情報との向き合い方も、常に“静かに”選んでいます。
誰とも群れない。
でも、誰とも離れていない。
その絶妙なポジションが、奥田民生という人間を特別な存在にしているのです。
自由には、責任と孤独がセットでついてくる。
そこから逃げずに立つ姿勢が、真の大人の証なのかもしれない。
第8章|奥田民生という“生き方のスタイル”
- イージューライダー
- コーヒー
- 快楽音楽
奥田さんの曲を聴いてきた人なら、その“生き方”が音にもにじみ出ていることに気づくでしょう。
「急がない。でも、止まらない」
彼の人生はまさに、“進みながら流す”スタイル。
「がむしゃらに頑張る」ではなく
「できることを、できる形で、続ける」
それは今の時代にこそ、必要なスタイルではないでしょうか。
“結果”より“在り方”。
“効率”より“感覚”。
そんな美学が、すべての言葉と行動に宿っています。
「生き方」は、他人に見せるものじゃなく、自分が“心地いい”と思えるかどうかで決めていい。
僕が受け取った“自由”というギフト
この本を読んで、僕自身、いくつかの“力の抜き方”を学びました。
仕事に追われていた毎日。
人間関係に疲れていたある日。
「もっとちゃんとやらなきゃ」と思いすぎて、自分を追い詰めていた。
でも、
「まあ、いいか」
「今日くらい、休んでもいい」
「自分のペースで、ゆっくりやろう」
そう思えるようになったことは、確実にこの本のおかげです。
“がんばらない美学”に出会える一冊
奥田民生という人間は、「力を抜くことのプロフェッショナル」だと思います。
それは怠惰ではなく、「人生に対する敬意の形」なんじゃないかと。
無理をせず、飾らず、自分で在り続ける
そんな姿勢は、現代社会を生きる僕たちへのギフトです。
読むたびに、肩の力が抜けて、心が整う。
『59-60』は、そんな“自由の処方箋”のような一冊です。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
また次回の書評でお会いしましょう!
59-60 奥田民生の 仕事/友達/遊びと金/健康/メンタル [ 奥田 民生 ] 価格:1760円 |
📚 書評日記シリーズ|人生に効く本だけ、集めました
読書は、知識だけじゃなく“生き方”も整えてくれる。
このシリーズでは、僕自身が読んで心動かされた本、明日からの行動が変わった本だけを、厳選して紹介しています。
今の気分に合いそうな一冊があれば、ぜひ読んでみてください👇
- #1『世界の一流は「休日」に何をしているのか』| 休むとは、整えること
- #2『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』| 疲れた夜に未来を仕込め
- #3『明るい人の科学』| “明るさ”は才能じゃない
- #4『STOIC 人生の教科書ストイシズム』| 外に振り回されない生き方
- #5『一流の人に学ぶ心の磨き方』|一流の人は、心を磨き続ける
- #6『悩まない人の考え方』|思考を整えれば、心は軽くなる
- #7『エッセンシャル思考』|本当に大事なことをやれ
- #8『愛とためらいの哲学』|愛するとは“覚悟”である
- #9『頭のいい人が話す前に考えていること』|会話が変わると、人生が動き出す
- #10『命の燃やし方』|結果より今日の選択
- #11『自分の中に毒を持て』|無難に生きるな
- #12『59-60 奥田民生の仕事/友達/遊びと金/健康/メンタル』|力まず、やり切る← 今回の記事
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