投資日記

投資初心者のための講義-第11回-『リスクとリターンの関係|怖さと期待を知るべき投資の本質』【投資日記#14】

📘投資初心者のための講義シリーズ

このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。

~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~

こんにちは!

どうも、マイケルです!

前回は「分散投資ってなに?」というテーマで、リスクを抑える投資信託の使い方について語りました。

キーワードは「一点集中よりも、分けて持つほうが守れる」

これが長期的な安定を支える基本戦略でした。

そして今回は、その“リスク”と“リターン”という投資の両輪について、より本質的に掘り下げていきます。

どんな投資にも「期待する利益」と「避けられない不安」がある。

では、そのバランスをどう理解すべきなのか?

リターンは“ご褒美”、リスクは“ブレ幅”

リターンとは何か?

投資における「リターン」とは、自分のお金がどれだけ増えたかを表すもの。

  • 年利回り
  • 配当
  • 売却益

形は違っても、リターンは投資の最大の目的です。

でもその『ご褒美』には、当然『リスク』という対価が付きまといます。

リスクとは何か?

ここでの「リスク」とは、『損をする可能性』ではなく、『価格の変動幅(=ブレ幅)』のこと。

つまり、「どのくらい値動きが激しいか」を表す指標なんです。

  • 値動きが激しい → リターンの振れ幅も大きい
  • 値動きが安定している → リターンも安定しやすい

リスクとリターンはセットで動く

ハイリスク・ハイリターンの本質

よく聞く「ハイリスク・ハイリターン」という言葉。

これは単に『怖い投資は儲かる』という意味ではなく

「リターンを求めるなら、それに見合った不確実性も受け入れる覚悟がいる」

ということを指しています。

ローリスク・ローリターンも戦略

逆に、価格変動の小さい資産とされている債券や預金に関しては、ローリスク・ローリターン

利益は小さくても、守りを固めたい人には最適な選択肢です。

どこまでリスクを許容できるか?

投資家にとって一番重要なのは「自分軸」

  • 自分はどのくらいの下落まで耐えられるか?
  • どのくらいの期間で資産を増やしたいか?

こうした「自分の心と時間のバッファ」を知ることが、投資におけるリスク許容度を決めます。

リスク許容度は人それぞれ

  • 20代で資産形成期 → 比較的リスクを取れる
  • 50代で老後準備期 → 安定重視でローリスク運用

ライフステージによっても、最適なリスクの取り方は変わるのです。

実践アドバイス|初心者にオススメの考え方

①「平均リターン」と「最大下落率」をチェックする

投資信託やETFを選ぶときは、年率リターンだけでなく、「どれくらい下がったことがあるか」も見ることが大事

たとえば

  • 年率リターン:6%
  • 最大下落:−30%

これを知っておくと、想定外の下落でも動じにくくなります。

② リスクと付き合う感覚を身につける

「怖い=ダメ」ではなく、「怖さを数字で知って、慣れていく」こと。

最初は少額で投資信託から始め、少しずつ“ブレ”に慣れていくのが、実力を育てる近道です。

まとめ|リスクとリターンを“敵”ではなく“相棒”にする

リスクとリターンは、コインの表裏。

「どちらかだけ」を取ることはできません。

大切なのは、怖がることではなく、理解すること。

そして、自分の中に“納得のいくルール”をつくることです。

投資は感情との対話でもあります。

不安も期待も受け止めながら、自分のペースで資産を育てていきましょう。

次回予告|【第12回】“長期投資”ってなに?|時間が味方になる仕組み

次回は、「時間とお金」の関係を軸に、長期投資の強さについて深掘りしていきます。

10年、20年後の未来を見据えた『時間戦略』を一緒に学んでいきましょう。

リスクを恐れるな。

無知を恐れろ。

📚 投資初心者のための講義シリーズ

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