投資日記

投資初心者のための講義-第10回-『分散投資ってなに?|投資信託でリスクを減らす考え方』【投資日記#13】

📘投資初心者のための講義シリーズ

このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。

~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~

こんにちは!

どうも、マイケルです!

前回は「インデックス型とアクティブ型」の違いについて深掘りしました。

結論はシンプルで、「手数料と成果のバランス、そして“市場を信じられるか”」

それがキーポイントでした!

短期的な勝敗に目を奪われるのではなく

長期視点で“ブレない軸”を持てるかどうか。

投資において、それは「自分自身の基準を持つこと」にも通じると僕は思います。

さて、今回のテーマは

『分散投資

「リスクを抑えながら資産を増やす」

そのための土台となる考え方です。

一つの銘柄に集中する怖さ

地政学リスクや為替変動への備え

そして、

どこまで分散すればいいのか?

これらの疑問を、今日も徹底的に掘り下げていきます。

『守りながら攻める』

そんな賢い戦い方を、ここで一緒に学んでいきましょう。

分散投資って、そもそもなに?

「分散投資」とは、その名のとおり『投資先を分けるということ』

たとえば

1つの企業の株だけに全資産を投じるのではなく、

いろいろな企業や国、業界、資産クラスに投資を分けることで、

リスクを軽減し、安定した成果を狙う戦略です。

株式市場はときに予測不能。

  • 地政学リスクや業績悪化
  • 為替変動
  • 自然災害

何が起きるかわからないからこそ、「一極集中」には大きなリスクがある。

たとえ1社が業績不振に陥っても、他の企業や資産がカバーしてくれる。

これが分散投資の最大のメリットです。

分散には、こんな種類がある

(1)銘柄の分散

複数の企業に投資することで、一社の倒産リスクを軽減します。

たとえば、トヨタだけに投資するのではなく、ホンダや日産、楽天など他の企業も加えるという発想。

(2)業種の分散

自動車業界に偏るのではなく、金融・IT・医薬品・サービスなど多様な業種に分けることで、景気変動の影響を受けにくくなります。

(3)地域の分散

日本国内だけでなく、アメリカ・ヨーロッパ・新興国などにも投資を広げると、特定の国のリスクにも備えられます。

(4)資産クラスの分散

株式だけでなく、債券・金・不動産(REIT)など、異なる値動きをする資産に分けておくと、よりバランスが取れた運用ができます。

投資信託=分散投資の最強ツール

分散投資の理想形を、初心者でも実現できる仕組み

それが「投資信託」です。

たとえば、

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SBI・Vシリーズ S&P500インデックスファンド

こうした投資信託は、1本のファンドで数百~数千の銘柄に投資してくれるため、初心者でも自然に分散が効いた運用ができる。

特に「インデックスファンド」

『市場全体を丸ごと買う』という考え方に基づいており

過去のデータでも高いリターンと安定性が実証されています。

つまり、「個別に分散するのは難しい…」という人こそ

インデックス型の投資信託を活用すべきなのです。

分散のしすぎには注意?

とはいえ、分散すればするほど良い、というわけでもありません。

  • 同じような性質のファンドを何本も持っている
  • 分散しすぎて管理が煩雑になる
  • 少額すぎて1本1本のリターンが薄くなる

こうした状態は、「無意味な分散」=「過剰分散」とも呼ばれます。

理想は、「バランスのとれた少数精鋭」

たとえば

  • 成長投資枠:S&P500インデックス1本
  • つみたて投資枠:オルカン1本

このように、目的と戦略に沿った分散こそが、長期投資で生き残る鍵になってきます。

今日からできる!初心者へのアドバイス

初心者にとって、分散投資の第一歩はとてもシンプルです。

おすすめのスタート方法

  • 投資信託1本から始める(例:オルカン or S&P500)
  • 毎月定額でコツコツ積立(新NISAを活用)
  • 定期的に確認しつつ、基本は“ほったらかし”

つまり、少額でもOK、1本でもOK、毎月でもOK。

ポイントは「継続」と「ブレない軸」

「自分の未来を守るために、分散という盾を持つ」

そんな意識で取り組んでいきましょう。

本日のまとめ

今回のポイントを整理していきます。

  1. 分散投資は「リスクを減らすための防御策」
  2. 投資信託は初心者でも分散を実現できる強力な手段
  3. やみくもな分散ではなく、“目的と中身”を意識することが大切

投資とは、

「守りながら増やす」戦い方を選び続けること。

そのために必要なのは、焦らず、驕らず、積み上げていく姿勢です。

一発逆転ではなく、負けない仕組みをコツコツと築くこと

分散投資は、その仕組みをつくるための『構え』でもあります。


次回予告|第11回『リスクとリターンの関係』

「分散」はリスクを減らす方法ですが、そもそも“リスク”とは何なのか?

そしてリターンとはどうつながっているのか?

投資において、リターンを求める以上、リスクとは必ず向き合う必要があります。

次回は、投資の基本とも言える「リスクとリターンの本質的な関係」について

初心者にもわかりやすく解説していきます。

ストイックに、地道に。

勝ちに行くのではない。

負けない戦い方を積み上げるだけ。

分散とは

長期戦を制する者の“構え”だ。

📚 投資初心者のための講義シリーズ

初心者でも一から学べる「投資講義」シリーズを順番に読みたい方はこちらからどうぞ👇

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