投資日記

投資初心者のための講義-第7回-『投資信託の選び方完全ガイド|迷わない5つの基準』【投資日記#10】

📘投資初心者のための講義シリーズ

このシリーズでは、投資をゼロから学びたい方に向けて「かんたん・やさしく・本質的」にお届けしています。

~未来を変える一歩を、今日から一緒に踏み出しましょう~

こんにちは!

どうも、マイケルです!

昨日は「NISAを始めるとき、実際いくらから投資すればいいのか?」というテーマで講義しました。

結論は明快。

続けられる金額が、最も意味のある金額になる。

  • 「月1万円でもOK」
  • 「完璧を目指すな」
  • 「まずは仕組みに乗れ」

そんなメッセージを届けました。

そして今日は、その先のステップ。

「じゃあ、どんな銘柄に投資すればいいのか?」

という疑問に向き合っていきます。

  • 証券口座を開くと、目の前に並ぶ数百本の投資信託。
  • 聞き慣れない横文字、似ているようで違う中身、微妙に異なる手数料。

初心者の誰もが一度は立ち止まる場面です。

でも、必要なのは“答え”じゃない。

迷わないための「軸」を持つこと。

今回のテーマは

投資信託の銘柄選びで迷わない考え方

今日も、本質から整理していきます!

1. 投資信託とは?-まずは仕組みを理解しよう

投資信託とは、簡単に言うと

「お金を預けて、プロが分散投資してくれる仕組み」

です。

  • 1本で世界中の株に投資できる
  • 少額(100円〜)から買える
  • 自動で積立できる
  • 税制優遇(NISAなど)が使える

個別株よりリスクが分散されており、初心者でも始めやすいのが魅力

ただし、「選ぶ投資信託によって成績は大きく変わる」ため、やはり選び方が重要です。

2. 投資信託選びの“最重要原則”とは?

結論から言えば、投資信託選びで迷わないための原則は、

「手数料が安く、幅広く分散されたインデックス型を選ぶ」

これに尽きます。

インデックス型 vs アクティブ型

  • インデックス型市場平均(例:日経平均・S&P500)に連動。低コスト・安定型
  • アクティブ型運用者が銘柄を選び、平均以上の成績を狙う。高コスト・当たり外れあり

初心者にとっては、インデックス型の方が合理的です。

理由は明快で、「手数料が安い=パフォーマンスが削られにくい」というのがストロングポイントになるかなと思います。

3. 投資信託の選定で見るべき5つのポイント

投資信託を選ぶ際は、以下の5つの指標に注目するとシンプルに判断できます。

① 投資対象の地域

  • 全世界株式:VTなど、先進国も新興国も含めて幅広く分散
  • 米国株式:S&P500連動型(例:eMAXIS Slim 米国株式)などが人気
  • 日本株式/新興国株式:分散は狭いが、テーマ性あり

基本は「全世界 or 米国」で大丈夫だと思います。

リスクを避けながらリターンを得やすいのが特徴的です。

② 信託報酬(コスト)

  • 毎年かかる手数料。インデックス型なら0.1%以下のものが多数
  • アクティブ型は0.5〜2%と高め

「同じような中身なら、コストが低い方を選ぶ」のがセオリーになります。

③ 純資産残高

  • 多ければ多いほど、投資家からの信頼が集まっている証拠
  • 数百億〜数千億円規模が安定

規模が小さいと繰上償還(運用停止)のリスクがあるため、注意点もありますね。

④ 運用実績(過去の成績)

  • 過去3年・5年の騰落率を見ると傾向がつかめる
  • ただし、未来の成績を保証するものではない

インデックス型は「市場全体とほぼ同じ動き」なので過去との比較がしやすい。

⑤ 分配金の有無(再投資型がおすすめ)

  • 分配金あり=税金が引かれて効率が悪くなる
  • 初心者は「分配金なし・再投資型」を選ぶべき

資産を増やすことが目的なら、複利の力を活かせる再投資型が良いと思います!

4. 初心者におすすめの投資信託は?

以下のような投資信託が、手数料も安く、長期投資に向いています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

  • 世界中に分散された1本完結型
  • 初心者人気No.1
  • 信託報酬:0.05775%

・楽天証券 → eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

  • 米国の代表500社に投資
  • 長期リターンが魅力
  • 信託報酬:0.0814%(楽天証券)

・楽天証券 → eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

  • バンガード社との連携商品
  • コストが非常に安い
  • 信託報酬:0.0938%

・楽天証券 → SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

これらは楽天証券やSBI証券などの主要ネット証券から購入可能です。

5. 実践的アドバイス:迷わず始める3ステップ

投資信託選びに迷わないために、次の3ステップで始めてみましょう。

ステップ①:「全世界 or 米国」のどちらかを決める

どちらも間違いではありません。

  • 世界に広く分散したい → オルカン(全世界株式)
  • 米国の成長力に賭けたい → S&P500系

まずは、1本に絞ってOKだと思います。

ステップ②:手数料と純資産をチェック

同じような中身なら、信託報酬が安くて規模の大きいものを選ぶ。

「eMAXIS Slim」シリーズはその代表格ですね。

ステップ③:積立金額を決めて自動化

毎月1万円でもOK。

NISAの枠を使えば、税金の優遇も受けられる。

投資信託は「積み上げていくこと」が最大の武器です。

まとめ:投資信託は「迷わないための仕組み」である

  1. 投資信託は初心者向けに最適な“分散された投資パッケージ”
  2. 選ぶ基準は「手数料・対象地域・純資産・再投資」
  3. 迷ったら「eMAXIS Slimシリーズ」か「SBI・Vシリーズ」でOK
  4. 投資信託選びは、人生の選択と同じく「軸」を持つことが大事

投資信託は、「迷わないための仕組み」

銘柄の数は多くても、選ぶべき道はシンプルでいい。

  • 低コスト
  • 広く分散
  • 継続できる仕組み

この3つを軸にすれば、資産形成は“戦える土台”になる。

情報に振り回されず

自分のルールで積み上げていこう。

次回予告

「個別株 vs ETF vs 投資信託、最初に選ぶべきはどれ?」

次回は、「個別株・ETF・投資信託」三者の本質的な違いに切り込みます。

選択肢は多くていい。

ただ、“選ぶ理由”だけはブレるな。

📚 投資初心者のための講義シリーズ

初心者でも一から学べる「投資講義」シリーズを順番に読みたい方はこちらからどうぞ👇


📌 各回、約2,000字でじっくり学べる内容になっています。

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